「艶」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

艶とは、あでやか／なまめかしい／色っぽく美しいなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、色部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『艶』の字には少なくとも、艶エン・ 艶かしいなまめかしい・ 艶つや・ 艶むうらやむ・ 艶やかあでやかの5種の読み方が存在する。

意味

1. あでやか。なまめかしい。色っぽく美しい。「艶姿・艶態・艶容」
2. つや。男女の恋愛・情事に関すること。「艶事・艶書・艶福・艶種・艶聞」
3. 羨む。好む。欲しがる。「艶羨(えんせん)」
4. つや。色つや。美しく反射する光。潤いある光沢。
5. 若々しくて張りや弾力のあること。「艶のある声」
6. 味わい。面白み。「艶のない話」

艶の用法：平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

熟語

艶出し機【つやだしき】

[2]かれんだー(カレンダー)
。

ツヤブキ／艶蕗【つやぶき】

[植]ツワブキ(石蕗)の別称。
つわぶき(ツワブキ、石蕗)
。

つや拭き／艶拭き【つやぶき】

板の間や家具などの艶(光沢)を出すため、布(ヌノ)や艶布巾(ツヤブキン)などで磨(ミガ)き上げること。
。

艶付け機／艶付機【つやつけき】

[2]かれんだー(カレンダー)
。

クロツヤミノガ／黒艶蓑蛾【くろつやみのが】

[虫]みのが(ミノガ、蓑蛾)
。

文字コード

「艶」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「艶」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。