「卦」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、うらかたなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、卜部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「卦」
字体
読み 音読み

カイ
訓読み うらな()
うらな()
部首 卜部
画数 総画数 8画
部首内画数 卜部6画
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

卦_書き方
卦の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、カイ卦ううらなう卦いうらないの5種の読み方が存在する。

意味

うらかた

卦の用法:平水韻

平水韻【へいすいいん】とは、《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

平水韻の種類
平声 上平声
下平声
上声

()
去声
入声

卦の用法:八卦

八卦【はっけ】とは、古代中国占術ので自然現象を表す基本図像。三つのから成り、二対の八卦で六十四卦を成す。小成卦とも。

八卦の種類
図像
卦名
けん



しん

そん

かん

ごん

こん
正象

卦の用法:六十四卦

六十四卦【ろくじゅうしけ】とは、古代中国占術ので吉凶をう基本図像。二重の八卦(六つの)で構成される。大成卦とも。

六十四卦の種類
上卦
下卦
大有 大壮 小畜 大畜
帰妹 中孚
同人 家人 既済 明夷
无妄 噬嗑
大過
未済
小過

熟語

八卦【はっけ】

易(エキ)の算木3本を組み合せて表す8種類の形。
乾(ケン)・兌(ダ)・離(リ)・震(シン)・巽(ソン)・坎(カン)・艮(ゴン)・坤(コン)の総称。はっしょう(八象)、きゅうせい(九星)。

八卦教【はっけきょう】

[宗]てんりきょう(天理教)

文字コード

「卦」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「卦」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5366
JISX0213 1-23-21
戸籍統一文字番号 2 032440
住基ネット統一文字 J+5366

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「卦」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 936
新大字典4 講談社 1531
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 1148
大漢和辞典6 7 大修館書店 2798
大漢語林8 大修館書店 1132

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「卦」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「卦」についての総括
  1. 卦の画数 :8画
  2. 卦の部首 : 卜
  3. 卦の読み方:ケ・カイ・カ・うらなう・うらない
  4. 卦の意味 :うらかた
以上で「卦」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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