「恒」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「恆」については「恆(漢字)」をご覧ください。

とは、つね/常に/いつも変わらないなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、心部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「恒」
字体
読み 音読み コウ
《外》ゴウ
訓読み 《外》つね
《外》つね()
部首 心部
画数 総画数 9画
部首内画数 心部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「恆」
字体
画数 9画
Unicode U+6046
JISX0213 1-55-81

書き方・読み方

書き方

恒_書き方
恒の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゴウコウ恒につねにつねの4種の読み方が存在する。

意味

  1. つね。に。いつもわらない。「恒温・恒産・恒常・恒心・恒星・恒例」
  2. しい。「恒久」
  3. 六十四卦のつ。第三十二番目の。雷風恒。外卦震と内卦巽で構成される。

恒の用法:六十四卦

六十四卦【ろくじゅうしけ】とは、古代中国占術ので吉凶をう基本図像。二重の八卦(六つの)で構成される。大成卦とも。

六十四卦の種類
上卦
下卦
大有 大壮 小畜 大畜
帰妹 中孚
同人 家人 既済 明夷
无妄 噬嗑
大過
未済
小過

熟語

四字熟語

「恒」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「恒」が入る四字熟語
恒久平和こうきゅうへいわ

恒真【こうしん】

[論]論理的に真であること。
恒真式:とーとろじー(トートロジー)

恒山【こうざん】

[中国語]HengShan/Hengshan

[地]中国中北東部、山西省(ShangxiSheng)(サンセイショウ)北東部にある山。
中国五岳の一つで、東に位置することから「北岳(Beiyue)」とも呼ばれる。
「ホンシャン(恒山)」とも呼ぶ。

恒沙【ごうしゃ】

[仏]ごうがしゃ(恒河沙)

恒数【こうすう】

[英語]constant

[物]ていすう(定数)

恒春【こうしゅん】

[中国語]hengchun

[中国神話]四季にわたってハス(蓮)に似た花が咲き、カツラ(桂)に似た香りがするという神樹。

文字コード

「恒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「恒」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6052
JISX0213 1-25-17
戸籍統一文字番号 2 118670
住基ネット統一文字 J+6052

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「恒」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 2830
新大字典4 講談社 4840
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 3509
大漢和辞典6 7 大修館書店 10527
大漢語林8 大修館書店 3508

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「恒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「恒」についての総括
  1. 恒の画数 :9画
  2. 恒の部首 : 心
  3. 恒の読み方:ゴウ・コウ・つねに・つね
  4. 恒の意味 :つね/常に/いつも変わらない
以上で「恒」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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