「解」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

解とは、寄り分ける／ばらばらにする／とくなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、角部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『解』の字には少なくとも、解ゲ・ 解カイ・ 解るわかる・ 解けるほどける・ 解くほどく・ 解れるほつれる・ 解れるほぐれる・ 解けるとける・ 解くとく・ 解かすとかす・ 解るさとるの11種の読み方が存在する。

意味

1. 寄り分ける。ばらばらにする。とく。「解剖・解体・解散・解析・解組・解離・分解・瓦解・電解・氷解・融解・溶解」
2. 事件・争いなどのいざこざを処理・落着させる。「解決／和解」
3. ほどく。役目や役職から解き放つ。「解禁・解雇・解除・解消・解職・解任・解約」
4. わかる。悟る。解き明かす。「解語・解明・解釈・解義・解説・解題・理解・明解・了解・見解・誤解・難解・弁解・曲解・図解・読解・不可解・一知半解」
5. 《律令制》下級官庁から上申された文書。類義語：符「解状・解文」
6. 六十四卦の一つ。第四十番目の卦。雷水解。外卦震と内卦坎で構成される。

解の用法：六十四卦

六十四卦【ろくじゅうしけ】とは、古代中国占術の易で吉凶を占う基本図像。二重の八卦(六つの爻)で構成される。大成卦とも。

熟語

四字熟語

「解」の漢字を語中にもつ四字熟語9種を表にまとめる。

解る【はつる】

(織物・編物や束ねたものなどが)端(ハシ)から解(ト)け離れる、解(ホド)ける、解(ホツ)れる、解(ホグ)れる。
。

解脱【げだつ】

[梵]vimoksa／vimukti／moksa

解凍【かいとう】

冷凍したものを解かして元に戻すこと。
解凍不要：参照ちるど(チルド)
[計]複数のファイルを圧縮して一つにしたファイル(アーカイブ)から、幾つかまたは全部を展開して取り出すこと。あーかいぶ(アーカイブ)。

風解【ふうかい】

[英語]efflorescence

不可解【ふかかい】

参照けごんのたき(華厳滝)
。

文字コード

「解」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「解」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。