「巽」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、たつみ/南東の方角などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、己部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「巽」
字体
読み 音読み ソン
サン
セン
訓読み たつみ
ゆず()
部首 己部
八部
画数 総画数 12画
部首内画数 己部9画
八部10画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

巽_書き方
巽の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソンセンサン巽るゆずるたつみの5種の読み方が存在する。

意味

たつみ/南東の方角

巽の用法:八卦

八卦【はっけ】とは、古代中国占術ので自然現象を表す基本図像。三つのから成り、二対の八卦で六十四卦を成す。小成卦とも。

八卦の種類
図像
卦名
けん



しん

そん

かん

ごん

こん
正象

巽の用法:六十四卦

六十四卦【ろくじゅうしけ】とは、古代中国占術ので吉凶をう基本図像。二重の八卦(六つの)で構成される。大成卦とも。

六十四卦の種類
上卦
下卦
大有 大壮 小畜 大畜
帰妹 中孚
同人 家人 既済 明夷
无妄 噬嗑
大過
未済
小過

熟語

辰巳/巽【たつみ】

方角を十二支で表した名称の一つ。辰と巳の中間で、東南を示す。
[歴]江戸深川の遊里。

巽櫓【たつみやぐら】

[歴]皇居(江戸城)桜田二重櫓の別称。
さくらだにじゅうやぐら(桜田二重櫓)

文字コード

「巽」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「巽」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5DFD
JISX0213 1-35-07
戸籍統一文字番号 2 099370
住基ネット統一文字 J+5DFD

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「巽」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 2393
新大字典4 講談社 4149
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 2984
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 2915

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「巽」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「巽」についての総括
  1. 巽の画数 :12画
  2. 巽の部首 : 己,八
  3. 巽の読み方:ソン・セン・サン・ゆずる・たつみ
  4. 巽の意味 :たつみ/南東の方角
以上で「巽」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。