「水」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ


とは、水分の多い液体/水のように透明な液などの意味をもつ漢字である。日本では教育漢字および常用漢字に指定されている。水を部首にもつ漢字のひとつに数えられ、4画の画数を有する。

漢字「水」
字体
分類教育漢字,常用漢字
部首水【すい】
画数総画数4画
部首内画数水部0画
読み音読みスイ
訓読みみず
JIS漢字水準JIS第1水準
漢字検定漢検10級
日本語能力検定JLPT N5
学習レベル小学校1年生修了程度

意味

意味と用例

  1. 水分のい液体。水のように透明な。対義語:「水銀・水晶・水薬・化粧水」
  2. みず。などをす液体。対義語:「水圧・水位・水域・水運・水火・水害・水軍・水産・水素・水滴・水道・水分・水泡・水陸・水辺(みずべ)・雨水(うすい)・汚水・温水・河水・海水・下水・給水・建水・洪水・散水・山水・入水(じゅすい)・秋水・重水・上水・浸水・薪水(しんすい)・断水・泥水・排水・廃水・配水・背水・覆水・噴水・防水・名水・用数・流水・冷水・湯水(ゆみず)・飲料水・地下水・我田引水」
  3. 水素の略称。「水爆」
  4. 七曜のつ。「水曜・月水金」
  5. 五行の第五位。十干の、方位の、季節のする。

字意

水【みず《みづ》】
  • 密度は1気圧では3.98℃で最大となる。
    このため湖などでは冬期に水面で冷えた水は対流して湖底に沈み込み、約4℃になると沈むことがなくなり、さらに冷えると表面から氷結する。
  • 英語:ウォーター(water)。
  • ドイツ語:バサー(Wasser)。
  • イタリア語:アックア(acqua)。
  • スベイン語:アグア(agua)。
  • フランス語:オ(eau)。
  • ロシア語:バダ(voda)。
  • トルコ語:ス(su)。
  • 中国語:水(shui)。
  • ラテン語:アクア(aqua)。
  • 英語翻訳(English translation)

    1. water

    書き方と読み方

    水の書き方

    水_書き方
    水の書き順【筆順】

    水の読み方

    スイみず

    部首と構成

    部首

    水部(すいぶ)

    水の部首はであり、水を部首にもつ漢字の集まりを水部という。水部には「水(みず)、河川、川の流れ、液体」という意がある。

    水部における「水」

    水の漢字は、水の画数+0画で構成されるため、水部0画の漢字と表現される。

    熟語

    水を含む四字熟語

    「水」の漢字を語中にもつ四字熟語23種を表にまとめる。

    「水」が入る四字熟語
    覆水不返ふくすいふへん一衣帯水いちいたいすい飲水思源いんすいしげん
    鏡花水月きょうかすいげつ曲水流觴きょくすいりゅうしょう行雲流水こううんりゅうすい
    高山流水こうざんりゅうすい混水模魚こんすいもぎょ山高水長さんこうすいちょう
    残山剰水ざんざんじょうすい山紫水明さんしすいめい山容水態さんようすいたい
    十日一水じゅうじついっすい青藍氷水せいらんひょうすい尺山寸水せきざんすんすい
    積水成淵せきすいせいえん千山万水せんざんばんすい知者楽水ちしゃらくすい
    杯水車薪はいすいしゃしん背水之陣はいすいのじん白水真人はくすいしんじん
    明鏡止水めいきょうしすい落花流水らっかりゅうすい

    熟語・関連語句

    一般的な国語辞典などに記載されている「水」の字が含まれる熟語を以下に列記する。

    水俣病【みなまたびょう《みなまたびやう》】

      [英語]Minamatadisease

    • [病]1956年(昭和31年)熊本県水俣に奇病が多発、工場排水との因果関係が問題化する。
    • 1959年(昭和34年)7月その原因が新日本窒素の工場排水に含まれる有機水銀化合物(メチル水銀)によるものと判定される。
    • 1959年(昭和34年)11月2日熊本県水俣の漁民1,500人が新日本窒素水俣工場に乱入、警官隊と衝突する。
    • 1973年(昭和48年)3月20日熊本地方裁判所、水俣病裁判で原告の患者側の主張を認める判決を出す。
      参考だいにみなまたびょう(第二水俣病)
    • 奇病が発生した当時は伝染するものと考えられ、被害者が差別を受けた。
      国・企業が責任を回避し、その結果、適切な処理が行われず被害が拡大したもの。
    • 参照くがいじょうど(苦海浄土)

    水メタノール噴射【みずめたのーるふんしゃ】

      [英語]Water-MetanolInjection

    • [空]エンジン出力を増加させる方法の一つ。
      多くの燃料を燃焼させるため、水または水とメタノールの混合液をエンジンの圧縮機や燃焼室内部に噴射し気化させて吸入空気温度やタービン入り口温度を下げることにより、空気密度が増し、その分だけ多くの燃料を燃焼させエンジン出力が増加する。YS-11では約18.6%の出力増加が得られる。
      しかし、燃焼室への影響や、大気汚染などに問題もある。
      離陸時のように少しでも大きな推力を必要とするときに行われる。
      通常の出力はドライ出力、水噴射による出力をウエット出力と呼ぶ。

    特殊用語・専門用語

    「水」の字に特殊な意味をこめて扱う五味のようなケースが存在する。

    五味【ごみ】

    五味の種類
    五行
    五味
    意味酸味苦味甘味辛味
    説明
    中国における五つので感じるべ物の味の種類。五行に通じている。

    五経【ごけい】

    五経の種類
    五行
    五経
    (詩経)

    (士礼/礼記)
    春秋
    内容漢詩作法歴史政治史占術
    説明
    《中国》儒教において重要視される五種の経典資料。失われたとされる音楽経典の「」を含めた場合には六経(りっけい)とされる。五行に通じている。

    七色【なないろ】

    虹の七色の種類
    名称電磁波の波長
    640 nm – 770 nm
    (だいだい)590 nm – 640 nm
    (黄色)550 nm – 590 nm
    490 nm – 550 nm
    (水色)430 nm – 490 nm
    380 nm – 430 nm
    説明
    太陽の光に照らされたに含まれる七つの。電磁波(可視光線)がもつ波長の長さによって色が変わって見える。水色もしくは藍色のどちらかが七色に含まれる。

    五方【ごほう】

    五方の種類
    五行ごぎょう もく ごん すい
    五方ごほう とう なん 中央ちゅうおう() 西ざい ぼく
    説明
    五つの方角。東西南北の方位に中央が加わる。五行に通ずる。

    五徳【ごとく】

    五徳の種類
    五行
    五徳
    説明
    儒教で重要視される道徳意識。「仁義礼智信」とも。五徳を持つことで人間関係を円滑化できるという教え。日本の飛鳥時代に制定された冠位十二階(徳・仁・礼・信・義・智)に影響を与えたとされる。五常とも。

    五臓六腑【ごぞうろっぷ】

    五臓六腑の種類
    五行
    (君火)

    (相火)
    五臓
    (肝臓)

    (心臓)

    (脾臓)

    (腎臓)
    《心包》
    六腑
    (胆嚢)
    小腸大腸膀胱三焦
    説明
    人間の内臓の総称。東洋医学を基に分類した人体の働きや機能。六腑の三焦を除外して「五腑」とする場合もある。五行に通じている。

    五官・五感【ごかん】

    五官・五感の種類
    五行
    五官感覚器官()
    五感感覚意識
    説明
    外界から受け取った刺激を感知するための五つの感覚器官、および五つの感覚意識。五行に通じている。実生活における感覚から「舌」の代わりに「皮膚/」や「」、「」を五官とする場合もある。

    五行【ごぎょう】

    五行の種類
    五行木行火行土行金行水行
    元素
    モク



    ゴン

    スイ
    説明
    古代中国の自然哲学の思想。万物は五種の(元素)から成り立つという考え。人々の思想や生活に多大な影響を与えた。

    五声・五聲【ごせい】

    五声の種類
    五行
    五声
    説明
    古代中国の音楽で使われる五つのの高さ/音階。現代では五音(ごいん・ごおん)としても用いられる。五行に通じている。

    八卦【はっけ】

    八卦の種類
    図像
    卦名
    けん



    しん

    そん

    かん

    ごん

    こん
    正象
    説明
    古代中国占術ので自然現象を表す基本図像。三つのから成り、二対の八卦で六十四卦を成す。小成卦とも。

    十干【じっかん】

    十干の種類
    五行
    陰陽
    コウ
    きのえ

    ヘイ
    ひのえ


    つちのえ

    コウ
    かのえ

    ジン
    みずのえ

    オツ
    きのと

    テイ
    ひのと


    つちのと

    シン
    かのと


    みずのと
    説明
    十二支と共に使われた古代中国の暦法。時代と共に陰陽五行思想と結びつき、角度・順序・方位も表すようになった。現代日本では契約書などで双方を表す際、「甲」「乙」と呼ぶことで使われている。十天干(じっかんてん)とも。

    七曜【しちよう】

    七曜の種類
    七曜星七曜日略字
    太陽日曜
    月曜
    五星火星火曜
    水星水曜
    木星木曜
    金星金曜
    土星土曜
    説明
    太陽・月・五星から成る系を七曜星、それをの週日に配したものが七曜日。明治初期に太陽暦と共に「曜日」として日本に普及した。

    状態変化(物質)【じょうたいへんか】

    物質の状態
    状態固体液体気体
    略字
    エネルギー低い高い
    水蒸気
    説明
    物質が集合した状態。温度と圧力の変異によってその状態を変化させる。 低温高圧になるほど固体に近づき、高温低圧になるほど気体に近づく。合わせて「三態」という。

    検索手法

    文字コード

    「水」の漢字を電子計算機上で取り扱うため、複数の文字規格が策定されている。各規格において固有の識別コード《文字コード》が「水」の字に割り当てられる1

    「水」の文字コード一覧
    Unicode / UCS 2U+6C34
    JISX0213 1-31-69
    戸籍統一文字番号 3193210
    住基ネット統一文字J+6C34

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「水」の検字番号一覧
    書籍出版社検字番号
    角川大字源4角川書店4794
    新大字典5講談社8185
    新潮日本語漢字辞典6新潮社5813
    大漢和辞典7 8大修館書店17083
    大漢語林9大修館書店5768

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検事番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「水」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「水」についての総括
    1. 水の画数 :4画
    2. 水の部首 : 水
    3. 水の読み方:スイ,みず
    4. 水の意味 :水分の多い液体/水のように透明な液
    以上で「水」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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