「智」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

智とは、ちえ／さとい／賢いなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、日部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『智』の字には少なくとも、智チ・ 智ちえ・ 智いさといの3種の読み方が存在する。

意味

ちえ／さとい／賢い

智の用法：五徳

五徳【ごとく】とは、儒教で重要視される道徳意識。「仁義礼智信」とも。五徳を持つことで人間関係を円滑化できるという教え。日本の飛鳥時代に制定された冠位十二階(徳・仁・礼・信・義・智)に影響を与えたとされる。五常とも。

熟語

四字熟語

「智」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

智頭【ちづ】

[Romaji]Chizu／Chidu

ちづちょう(智頭町)
[交]ちづえき(智頭駅)
。

智ギ【ちぎ】

[中国語]Zhiyi

那智【なち】

[Romaji]Nachi

和歌山県東牟婁郡(ヒガシムログン)那智勝浦町(カツウラチョウ)の一地区名。
なちかつうらちょう(那智勝浦町)
熊野那智大社の別称。
くまのなちたいしゃ(熊野那智大社)
[歴][軍]旧日本海軍の重巡洋艦。

明智【あけち】

[Romaji]Akechi

智旭【ちぎょく】

[中国語]Zhixu

文字コード

「智」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「智」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。