「塩」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

塩とは、しお／料理の調味料／海水に多く含まれるなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、土部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『塩』の字には少なくとも、塩エン・ 塩アン・ 塩しおの3種の読み方が存在する。

意味

1. しお。料理の調味料。海水に多く含まれる。「塩田・塩分・食塩・米塩・岩塩・塩湖」
2. しお漬けにする。類義語：鹽「塩蔵」
3. 塩味。五味の一つ。しょっぱい味。「塩味」
4. 苦労。辛く苦しいこと。骨折り。「塩を踏む」
5. 《化学》塩素。気体元素のひとつ。「塩素・塩化・塩化物・塩酸」
6. 《化学》えん。酸由来の陰イオンと塩基由来の陽イオンとが結合した化合物。「塩類・正塩・中性塩・酸性塩・塩基性塩・酢酸塩・硝酸塩・炭酸塩・硫酸塩」
7. 天塩国(てしおのくに)の略称。「塩狩峠」

塩の用法：五味

五味【ごみ】とは、中国における五つの味。舌で感じる食べ物の味の種類。五行に通ずる。

塩の用法：北海道(行政区画)

北海道(行政区画)【ほっかいどう】とは、明治時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿八道の一道に数えられる。
現在の北海道の名の由来であり、当時の十州島(北海道本島)および千島列島地域を含む。
過去は蝦夷地、北州とも呼ばれていた。

熟語

塩【しお】

[英語]salt(ソルト)

塩浦【えんぼ】

[歴]李氏朝鮮が日本船の入港を指定した三つの港「三浦(サンポ)」の一つ。現在の慶尚南道(Kyongsang-nam-do)(ケイショウナンドウ)蔚山(ウルサン)。さんぽ(三浦)、うるさん(ウルサン、蔚山)。

塩飽【しあく】

[Romaji]Shiaku

塩酸【えんさん】

[英語]hydrochloricacid

製塩【せいえん】

[英語]saltmanufacture

海水・岩塩などから食塩を精製・製造すること。
海水：参照ひらがま(平釜)、たてがま(立釜)
。

文字コード

「塩」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「塩」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。