「泉」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

泉とは、いずみ／地中から湧き出る水／水源などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、水部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『泉』の字には少なくとも、泉ゼン・ 泉セン・ 泉いずみの3種の読み方が存在する。

意味

1. いずみ。地中から湧き出る水。水源。「泉水・泉石・温泉・甘泉・九泉・渓泉・源泉・鉱泉・神泉・清泉・盗泉・飛泉・噴泉・冷泉」
2. 温泉。「泉質・塩泉」
3. あの世。冥土。「泉下・黄泉」
4. 穴あき銭。貨幣。「泉貨・刀泉」
5. 和泉国の略称。「泉州」

泉の用法：畿内

畿内【きない／きだい／うちつくに】とは、飛鳥時代以降における都および皇居周辺の特別区域。五畿七道の五畿に数えられる。
現在の奈良県、京都府中南部、大阪府、兵庫県南東部にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「泉」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

黄泉【よみ】

こうせん(黄泉)
。

泉路【せんろ】

よみじ(黄泉、黄泉路)
。

泉府【せんふ】

[中国語]Quanfu

五泉【ごせん】

[Romaji]Gosen

ごせんし(五泉市)
。

泉下【せんか】

黄泉(コウセン)の下。死後の世界・あの世。
泉下の客と成る：せんかのきゃくとなる(泉下の客と成る)
。

文字コード

「泉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「泉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。