「身」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

身とは、み／人や動物の体／肉体／自分／己などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、身部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『身』の字には少なくとも、身シン・ 身ゲン・ 身ケン・ 身カン・ 身みの5種の読み方が存在する。

意味

1. み。人や動物の体。肉体。自分。己。対義語：心「身心・身体・身長・身命・化身(けしん)・渾身(こんしん)・自身・全身・病身・分身・変身・満身」
   • 社会的な立場。身分。「身上・一身・出身・単身・挺身(ていしん)・独身・保身・立身」
2. 物のなかみ。本体。「銃身・刀身・砲身」

身の用法：五官・五感

五官・五感【ごかん】とは、外界から受け取った刺激を感知するための五つの感覚器官、および五つの感覚意識。五行に通ずる。実生活における感覚から「舌」の代わりに「皮膚/皮」や「眉」、「心」を五官とする場合もある。

熟語

四字熟語

「身」の漢字を語中にもつ四字熟語10種を表にまとめる。

刺身【さしみ】

[料]参照かわづくり(皮作り)
。

身空【みそら】

身の上。
。

身施【しんせ】

[仏]社会奉仕などのからだで行なう布施(フセ)。
。

随身【ずいじん】

身辺に付き従うこと。またその人。おとも。

三身【さんじん】

[仏]ブッダ(仏陀)の三つの身体。
[仏]大乗仏教の法身(ホッシン)・報身(ホウジン)・応身(オウジン)の総称。
【1】法身：真理(法)を体現した身体(仏身)。

文字コード

「身」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「身」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。