「藍」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

藍とは、あい／たであい／秋に穂状の赤い小花をつけるタデ科の一年草などの意味をもつ漢字。18画または17画の画数をもち、艸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『藍』の字には少なくとも、藍ラン・ 藍あいの2種の読み方が存在する。

意味

1. あい。たであい。秋に穂状の赤い小花をつけるタデ科の一年草。「出藍・甘藍」
2. あいいろ。青色。草の藍から取った濃い青色の染料。虹の七色の一つ。「藍綬・藍青・藍碧(らんぺき)」
3. ぼろ。ぼろきれ。類義語：襤「藍縷(らんる)」

藍の用法：七色

七色【なないろ】とは、太陽の光に照らされた虹に含まれる七つの色。電磁波(可視光線)がもつ波長の長さによって色が変わって見える。水色もしくは藍色のどちらかが七色に含まれる。

熟語

四字熟語

「藍」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

藍型【えーがた】

[沖縄方言]藍型(アイガタ)。
あいがた(藍型)
。

毘藍婆【びらんば】

[仏]十羅刹女の一神。
じゅうらせつにょ(十羅刹女)
。

藍玉【らんぎょく】

[英語]aquamarine

出藍【しゅつらん】

[中国語]chulan

教えを受けた弟子(デシ)がその先生よりも優(スグ)れていること。弟子が先生以上の学力を身につけること。しゅつらんのほまれ(出藍の誉れ、出藍之誉)。

尼藍婆【にらんば】

[仏]十羅刹女の一神。
じゅうらせつにょ(十羅刹女)
。

文字コード

「藍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「藍」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。