橙とは、だいだい/ミカン科の常緑小高木などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、木部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 橙 | |
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読み | 音読み | トウ |
訓読み | だいだい | |
部首 | 木部 | |
画数 | 総画数 | 16画 |
部首内画数 | 木部12画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『橙』の字には少なくとも、橙・ 橙の2種の読み方が存在する。
意味
だいだい/ミカン科の常緑小高木
橙の用法:七色
七色【なないろ】とは、太陽の光に照らされた虹に含まれる七つの色。電磁波(可視光線)がもつ波長の長さによって色が変わって見える。水色もしくは藍色のどちらかが七色に含まれる。
色 | 名称 | 電磁波の波長 |
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赤 | 640 nm – 770 nm | |
橙(だいだい) | 590 nm – 640 nm | |
黄(黄色) | 550 nm – 590 nm | |
緑 | 490 nm – 550 nm | |
水(水色) | 430 nm – 490 nm | |
青 | ||
藍 | ||
紫 | 380 nm – 430 nm |
熟語
橙色【だいだいいろ】
[色]オレンジ色。橙の実の皮の色。赤味を帯びた黄色。
ダイダイ/橙【だいだい】
[植]ムクロジ目(Sapindales)ミカン科(Rutaceae)の常緑低木。
果実は冬に黄熟するが木から落ちず、翌年の夏には再び緑色を帯び、二~三年は枝に着いているので「代代(ダイダイ)」に通じさせ、代々栄える縁起物(エンギモノ)として鏡餅(カガミモチ)の上に乗せるなど正月の飾りに用いる。くねんぼ(クネンボ、九年母)。
橙花油【とうかゆ】
[英語]nerolioil
オレンジ類の花を水蒸気蒸留によって抽出した精油。
強い芳香があり、香料・化粧水に使用する。
「ネロリ油」とも呼ぶ。
文字コード
「橙」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6A59 |
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JISX0213 | 1-60-84 |
戸籍統一文字番号 2 | – |
住基ネット統一文字 | J+6A59 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4514 |
新大字典4 | 講談社 | 7490 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5474 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「橙」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「橙」についての総括
- 橙の画数 :16画
- 橙の部首 : 木
- 橙の読み方:トウ・だいだい
- 橙の意味 :だいだい/ミカン科の常緑小高木
以上で「橙」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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