「豫」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

豫とは、われ／自分／一人称などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、豕部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『豫』の字には少なくとも、豫ヨ・ 豫ショ・ 豫シャ・ 豫われ・ 豫すゆるす・ 豫てかねて・ 豫めあらかじめ・ 豫えるあたえるの8種の読み方が存在する。

意味

1. われ。自分。一人称。類義語：余「豫輩」
2. 品物をあたえる。類義語：与「賜豫」
3. 前もって。あらかじめ。かねて。類義語：預「豫価・豫感・豫期・豫見・豫言・豫後・豫告・豫算・豫審・豫選・豫測・豫断・豫知・豫定・豫備・豫報・豫防・豫約」
4. 楽しむ。喜ぶ。「不豫・遊豫・一遊一豫」
5. ためらう。ぐずぐずする。「猶豫」
6. 伊豫国(いよのくに)の略称。「豫州・豫讃線」

豫の用法：九州(中華)

九州(中華)【きゅうしゅう】とは、古代中国における中華全土を分けた九つの州。九州説は諸説あり、まとめた場合は十二州とされる。中国語では「世界」「天下」の意味をもつ。

豫の用法：六十四卦

六十四卦【ろくじゅうしけ】とは、古代中国占術の易で吉凶を占う基本図像。二重の八卦(六つの爻)で構成される。大成卦とも。

熟語

予州／豫州【よしゅう】

[中国語]YuZhou

文字コード

「豫」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「豫」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。