悟とは、さとる/迷いから覚める/真理に目覚めるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、心部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 悟 | |
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読み | 音読み | ゴ |
訓読み | さと(る) | |
部首 | 心部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 心部7画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『悟』の字には少なくとも、悟・ 悟るの2種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「悟」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。
悔悟憤発 | 豁然大悟 | 大悟徹底 |
転迷開悟 | 迷悟一如 |
孫悟空【そんごくう】
[中国語]SunWukong
[文]中国、明代の通俗小説『西遊記(Xiyouji)(サイユウキ)』の主人公。花果山の仙石から生れた怪猿で、七十二般変化の術とキン斗雲(キントウン)に乗って十万八千里を飛ぶ大神通力を修得。また思うがままに伸び縮みする如意棒(ニョイボウ)を自在に操(アヤツ)る。
猪悟能/豬悟能【ちょごのう】
[中国語]ZhuWuneng
[文]ちょはっかい(猪八戒、豬八戒)。
沙悟浄【さごじょう】
[中国語]ShaWujing
[文]中国、明代の通俗小説『西遊記(Xiyouji)(サイユウキ)』の副主人公の一人。天上界から追い出された河童(カッパ)の妖怪。唐僧の玄奘(Xuanzang)(ゲンジョウ)三蔵法師(SancangFashi)(サンゾウホウシ)の法力で改心し、兄貴分の孫悟空(SunWukong)(ソン・ゴクウ)・猪八戒(ZhuBajie)(チョ・ハッカイ)とともに三蔵法師の取経の旅に随伴して活躍。
文字コード
「悟」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+609F |
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JISX0213 | 1-24-71 |
戸籍統一文字番号 2 | 120210 |
住基ネット統一文字 | J+609F |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2864 |
新大字典4 | 講談社 | 4925 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3546 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 10680 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3533 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「悟」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「悟」についての総括
- 悟の画数 :10画
- 悟の部首 : 心
- 悟の読み方:ゴ・さとる
- 悟の意味 :さとる/迷いから覚める/真理に目覚める
以上で「悟」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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