早とは、時刻が前のほうなどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、日部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 早 | |
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読み | 音読み | ソウ 《外》サ 《中》サッ |
訓読み | はや(い) はや(まる) はや(める) 《外》さ |
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部首 | 日部 | |
画数 | 総画数 | 6画 |
部首内画数 | 日部2画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検10級 | |
日本語能力検定 | JLPT N4 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『早』の字には少なくとも、早・ 早・ 早・ 早める・ 早まる・ 早い・ 早の7種の読み方が存在する。
意味
熟語
早生【わせ】
[農]わせ(早稲、早生)
[農]農作物・果実などで、早く開花・結実・成熟すること。また、そのもの。
「早熟」とも呼ぶ。
千早【ちはや】
[Romaji]chihaya
[服]昔、神事に奉仕する女子が用いたタスキ(襷)状の布。[服]小忌衣(オミゴロモ)の一種。
打掛けの形をした裾の長い単衣(ヒトエ)。
早蕨【さわらび】
早春の、芽を出したばかりのワラビ(蕨)。
春の季語。
[服]襲(カサネ)の色目の一つ。
早弁【はやべん】
[俗]昼の弁当を、昼前に食べること。
特に、学生が授業中に教科書を机の上に立てるなどして教師の目を盗み食べること。
。
早口【はやくち】
言い方が早いこと。しゃべり方が早いこと。
「早言(ハヤコト)」とも呼ぶ。
文字コード
「早」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+65E9 |
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JISX0213 | 1-33-65 |
戸籍統一文字番号 2 | 154430 |
住基ネット統一文字 | J+65E9 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 3803 |
新大字典4 | 講談社 | 6376 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4530 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 13742 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4419 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第1学年の配当漢字として公示される。
第1学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第1学年の配当漢字として公示される。
第1学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「早」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「早」についての総括
- 早の画数 :6画
- 早の部首 : 日
- 早の読み方:ソウ・サッ・サ・はやめる・はやまる・はやい・さ
- 早の意味 :時刻が前のほう
以上で「早」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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