「変」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

変とは、かえる／かわる／別なものになる／改まるなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、夂部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『変』の字には少なくとも、変ヘン・ 変わるかわる・ 変えるかえるの3種の読み方が存在する。

意味

1. かえる。かわる。別なものになる。改まる。「変位・変異・変圧・変音・変化・変革・変換・変形・変幻・変更・変色・変身・変遷・変態・変調・変電・変動・変貌・一変・可変・激変・不変」
2. かわっている。普通でない。対義語：常「変死・変人・変則・変体・変態・変哲」
3. 異常な出来事。思いがけない事件。「変事・異変・凶変・事変・政変・大変・本能寺の変・桜田門外の変」
4. 《音楽》半音ほど低い音。フラット。対義語：嬰「変音・変宮・変徴(へんち)・変記号」

熟語

四字熟語

「変」の漢字を語中にもつ四字熟語12種を表にまとめる。

ラ変【らへん】

[言]ラ行変格活用の略称。
らぎょうへんかくかつよう(ラ行変格活用)
。

確変【かくへん】

[俗]パチンコで、確率変動の略称。
大当たりの確率が高くなったり低くなったりすること。
[俗]特に、大当たりの確率が高くなった状態。

変面【へんめん】

[劇][楽]中国の川劇([中国語]chuanju)(センゲキ)で行われる変臉(bianlian)(ヘンレン)の日本での呼称。
へんれん(変臉)
。

変種【へんしゅ】

[英語]variety

種類が変わること。変った種類。かわりだね。

変電【へんでん】

[電]発電所から変電所までの送電。またその送電装置・システム(系統)。そうでん(送電)、はいでん(配電)。

文字コード

「変」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「変」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。