「御」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ


とは、おさめる/治める/司るなどの意味をもつ漢字である。日本では常用漢字に指定されている。彳を部首にもつ漢字のひとつに数えられ、12画の画数を有する。

漢字「御」
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分類常用漢字
部首彳【てき】
画数総画数12画
部首内画数彳部9画
読み音読みギョ

訓読みおん
《外》
《外》おさ(める)
《外》
JIS漢字水準JIS第1水準
漢字検定漢検4級
日本語能力検定JLPT N3
学習レベル中学校在学程度

意味

意味と用例

  1. おさめる。める。る。「御宇・統御」
  2. る。や馬車、駆動装置をる。六芸のつ。類義語:「制御・御者」
  3. る。ぐ。えてめる。類義語:「防御」
  4. 天皇にする事柄にする尊敬の
    • ギョ。「御衣・御苑(ぎょえん)・御璽(ぎょじ)・御製・御物・還御・出御・渡御・崩御」
    • み。「御代(みよ)・御世(みよ)」
  5. 尊敬や丁寧を
    • ギョ。「御意・御慶・御覧」
    • ゴ。「御前・御飯・御坊・御免」
    • おん。「御院・御方(おんかた)・御校・御行(おんこう)・御社・御中(おんちゅう)・御身(おんみ)・満員御礼」
    • お。「御客・御国(おくに)・御宅・御茶・御得・御礼・御正月」
    • み。「御園(みその)・御仏(みほとけ)」

英語翻訳(English translation)

  1. honorable
  2. manipulate
  3. govern

書き方と読み方

御の書き方

御_書き方
御の書き順【筆順】

御の読み方

ギョおん御めるおさめる

部首と構成

部首

彳部(てきぶ)

御の部首はであり、彳を部首にもつ漢字の集まりを彳部という。彳部には「少しずつ歩く、道、歩行、脚の動作」という意がある。

彳部における「御」

御の漢字は、彳の画数+9画で構成されるため、彳部9画の漢字と表現される。

熟語

御を含む四字熟語

「御」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「御」が入る四字熟語
晏子之御あんしのぎょ

熟語・関連語句

一般的な国語辞典などに記載されている「御」の字が含まれる熟語を以下に列記する。

御真影【ごしんえい】

  • [古]天皇・皇后の写真。戦前・戦中での呼び方。
    明治天皇の御真影はイタリアの版画家キヨソーネの描いた肖像画を写真撮影したもので、天皇自身の実写ではなかった。
  • 1890年(明治23年)10月30日教育勅語が下賜され、天皇・皇后の写真は翌年1891(明治24)以降、敗戦の1945(昭和20)まで宮内省から各学校に貸与され、四大節(シダイセツ)などの儀式に使用された。
    校長が教育勅語謄本とともに直接管理し、講堂の奉安殿(ホウアンデン)に安置した。
  • 1898年(明治31年)3月長野県上田市の小学校で火災により御真影を焼失、校長久米由太郎(作家久米正雄の父)が割腹自殺する。
    その後、御真影を守るために教員の当直が始められた。しかし、御真影がなくなった第二次世界大戦後も教員の当直は続けられていた。
  • 高貴な人の肖像画・写真などを敬(ウヤマ)っていう言葉。
  • [仏]ごしんねい(御真影)
  • 「真影」とは写真のこと。

御真影【ごしんねい】

  • [仏]京都府京都市下京区の浄土真宗本願寺派西本願寺にある阿弥陀堂に安置されている親鸞聖人の座像。鎌倉時代のヒノキの寄木造り。高さ約90センチメートルで、等身大と伝わる。
  • [仏]京都府京都市下京区の浄土真宗(ジョウドシンシュウ)大谷派(オオタニハ)東本願寺にある御影堂(ミエイドウ)に安置(アンチ)されている、宗祖親鸞聖人(シンラン・ショウニン)の座像。高さ約90センチメートル。
  • 1602年(慶長7年)教如(キョウニョ)が徳川家康から六条の寺地の寄進を受け、上野(コウズケ)厩橋(ウマヤバシ)(群馬県前橋市)の妙安寺から親鸞の御真影を迎え、西本願寺から東本願寺を分立する。ひがしほんがんじ(東本願寺)、みえいどう(御影堂)。
  • 「ごしんえい(御真影)」とも読む。ごしんえい(御真影)。
  • キリストの聖顔布:べろにか(ベロニカ)

特殊用語・専門用語

「御」の字に特殊な意味をこめて扱う六芸のようなケースが存在する。

六芸【りくげい】

六芸
内容作法音楽弓術馬術書道数学
説明
《中国》儒教における六種の技芸。役人といった高貴な身分の者が学んだとされる高等教養科目。王朝以降は六経(、春秋)をも意味するようになった。

平水韻【へいすいいん】

平水韻の種類
平声 上平声
下平声
上声

()
去声
入声
説明
《中国》漢詩において押韻(韻を踏む)ために用いられる106の韻。一般的に「詩韻(しいん)」を意味する平水韻は、中古音の音韻体系を表すものとして用いられてきた。

検索手法

文字コード

「御」の漢字を電子計算機上で取り扱うため、複数の文字規格が策定されている。各規格において固有の識別コード《文字コード》が「御」の字に割り当てられる1

「御」の文字コード一覧
Unicode / UCS 2U+5FA1
JISX0213 1-24-70
戸籍統一文字番号 3115140
住基ネット統一文字J+5FA1

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「御」の検字番号一覧
書籍出版社検字番号
角川大字源4角川書店2711
新大字典5講談社4687
新潮日本語漢字辞典6新潮社3374
大漢和辞典7 8大修館書店10157
大漢語林9大修館書店3252

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検事番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「御」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「御」についての総括
  1. 御の画数 :12画
  2. 御の部首 : 彳
  3. 御の読み方:ゴ,ギョ,み,おん,おさめる,お
  4. 御の意味 :おさめる/治める/司る
以上で「御」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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