表とは、おもて/うわべ/物事のあらわれた面などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、衣部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 表 | |
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読み | 音読み | ヒョウ |
訓読み | あらわ(す) あらわ(れる) おもて 《外》しるし |
|
部首 | 衣部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 衣部2画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検8級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『表』の字には少なくとも、表・ 表・ 表・ 表れる・ 表すの5種の読み方が存在する。
意味
- おもて。うわべ。物事のあらわれた面。対義語:裏「表紙・表札・表層・表装・表皮・表面・表裏・雲表・地表」
- あらわす。あらわれる。明らかにする。「表現・表示・表出・表彰・表情・表題・表表・表明・公表・代表・徴表・発表」
- しるし。のり。目印。手本。「儀表・師表・墓表」
- 役所や主君に差し出すための文書。「表白・賀表・辞表・上表」
- 事柄を見やすいように記したもの。「次表・作表・図表・線表・年表・付表」
熟語
表刃【おもてば】
(ハサミの)閉じたときに外側になって見える面の刃。外刃。
刃先の小さい面は小刃(コバ)と呼ぶ。
表役【おもてやく】
[歴][海]おもてし(表仕、舳仕)
。
裏表【うらおもて】
「うらうえ(裏表)」とも読む。
。
表紋【おもてもん】
[Romaji]omotemon
定紋(ジョウモン)の別称。
じょうもん(定紋)
紋所の表し方の一つ。
紋所を白く染め抜いて表したもので、格式の高い礼装に用いる。
表店【おもてだな】
表通りに面して建てられた家。
⇔うらだな(裏店)
「店」は「貸家」、転じて「家」の意味。
。
文字コード
「表」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8868 |
---|---|
JISX0213 | 1-41-29 |
戸籍統一文字番号 2 | 387880 |
住基ネット統一文字 | J+8868 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 9003 |
新大字典4 | 講談社 | 15150 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 11527 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 34105 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 10316 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「表」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「表」についての総括
- 表の画数 :8画
- 表の部首 : 衣
- 表の読み方:ヒョウ・しるし・おもて・あらわれる・あらわす
- 表の意味 :おもて/うわべ/物事のあらわれた面
以上で「表」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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