異体字「参」については「参(漢字)」をご覧ください。
參とは、まいる/目上の人に会う/うかがう/まみえるなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、厶部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 參 | |
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読み | 音読み | サン 《外》シン |
訓読み | まい(る) 《外》まじ(わる) |
|
部首 | 厶部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 厶部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級・漢検準1級 |
字体 | 参 |
---|---|
画数 | 8画 |
Unicode | U+53C2 |
JISX0213 | 1-27-18 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『參』の字には少なくとも、參・ 參・ 參わる・ 參るの4種の読み方が存在する。
意味
- まいる。目上の人に会う。うかがう。まみえる。「參上・見參・降參・持參・推參」
- まいる。朝廷・寺社などに詣でる。「參賀・參宮・參詣(さんけい)・參内(さんだい)・參殿・參堂・參拝・日參・墓參」
- 比べあわせる。調べる。「參考・參看・參勘・參照」
- まじわる。加わる。関わりあう。あずかる。「參加・參政・參謀・參与・參列・古參・新參」
- 人が立ちまじり集まる。いたる。「參会・參集・參観・參禅」
- 不揃いな様子。むらがり立つさま。「參差(しんし)」
- 負ける。弱る。「降參」
- 「三」の大字・代用字。「參百五拾円」
- 參宿。二十八宿の一つ。からすきぼし。
文字コード
「參」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+53C3 |
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JISX0213 | 1-50-52 |
戸籍統一文字番号 2 | 035880 |
住基ネット統一文字 | J+53C3 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 1005 |
新大字典4 | 講談社 | 1663 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 1222 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 3098 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 1199 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「參」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「參」についての総括
- 參の画数 :11画
- 參の部首 : 厶
- 參の読み方:シン・サン・まじわる・まいる
- 參の意味 :まいる/目上の人に会う/うかがう/まみえる
以上で「參」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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