「集」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

集とは、あつまる／あつめる／つどう／群がるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、隹部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『集』の字には少なくとも、集ジュウ・ 集シュウ・ 集うつどう・ 集るたかる・ 集くすだく・ 集めるあつめる・ 集まるあつまるの7種の読み方が存在する。

意味

1. あつまる。あつめる。つどう。群がる。対義語：散「集解・集金・集計・集結・集合・集散・集積・集中・集注・集配・蝟集(いしゅう)・雲集・凝集・呼集・採集・参集・収集・蒐集(しゅうしゅう)・召集・招集・結集・徴集・編集・募集・密集・来集」
2. あつまり。つどい。人の群がり。「集会・集団・集落・群集」
3. 詩文などの作品をあつめた本。「歌集・画集・詩集・選集・全集・文集」

集の用法：四諦

四諦【したい】とは、《仏教》迷いと悟りの真理。仏教の根本教理。苦集滅道とも。

熟語

四字熟語

「集」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

集諦【しったい】

[仏]四諦の一つ。
したい(四諦)
。

集落【しゅうらく】

「コロニー(colony)」とも呼ぶ。
。

集蛾灯【しゅうがとう】

昆虫の好む青色や黄色の蛍光灯を使用して害虫を駆除する装置。
夜間に点灯して昆虫類を集め、殺虫剤の水溶液が入っている容器に誘い入れるもの。
⇔ぼうがとう(防蛾灯)
。

集議院【しゅうぎいん】

[歴]明治初期、新政府の諮問機関。
諸藩から各１名づつ選ばれた藩士で構成。1869年(明治2年)公議所に代わって設置。

和集合【わしゅうごう】

[英語]union／join

文字コード

「集」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「集」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。