「動」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

動とは、うごく／うごき／他の位置や状態へと移るなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、力部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『動』の字には少なくとも、動ドウ・ 動トウ・ 動ズ・ 動もすればややもすれば・ 動くうごく・ 動かすうごかすの6種の読み方が存在する。

意味

1. うごく。うごき。他の位置や状態へと移る。対義語：静「動静・動物・異動・移動・運動・激動・鼓動・作動・始動・震動・振動・制動・粗動・胎動・微動・不動・浮動・変動・躍動・流動」
2. うごかす。うごき出す。働き。「動因・動員・動機・動議・動力・自動・手動・扇動・他動・能動・発動」
3. 人のふるまい。振る舞う。「動作・行動・挙動・言動・活動・行動」
4. 騒ぐ。乱れる。世を乱す。「動揺・動乱・騒動・暴動」
5. 心を揺さぶる。心に響く。「動転・感動・衝動」
6. ややもすれば。

熟語

四字熟語

「動」の漢字を語中にもつ四字熟語11種を表にまとめる。

動詞【どうし】

[英語]verb

地動儀【ちどうぎ】

[英語]seismograph

参照じしんけい(地震計)
。

黄不動【きふどう】

[美]滋賀県大津市の園城寺(オンジョウジ)(三井寺)円満院所蔵の不動明王画像。
全身を金色に描かれた不動明王の立像仏画で、脇侍の童子像はない。
838(承和5)智証大師(円珍)が感得した姿を描かせたと伝える。

運動野【うんどうや】

[英語]motorarea／motorfield

三不動【さんふどう】

[美]平安時代に描かれた密教美術の代表作、高野山の『赤不動』・園城寺(オンジョウジ)の『黄不動』・青蓮院(ショウレンイン)の『青不動』の仏画の総称。あかふどう(赤不動)、きふどう(黄不動)、あおふどう(青不動)。
江戸(現:東京)の、目黒不動・目白不動・目赤不動の総称。

文字コード

「動」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「動」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。