異体字「響」については「響(漢字)」をご覧ください。
響とは、ひびく/ひびき/音や声が広がり伝わる/共鳴する/音が高く鳴るなどの意味をもつ漢字。20画の画数をもち、音部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 響 | |
---|---|---|
読み | 音読み | キョウ |
訓読み | ひび(く) | |
部首 | 音部 | |
画数 | 総画数 | 20画 |
部首内画数 | 音部11画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
字体 | 響 |
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画数 | 22画 |
Unicode | U+FA69 |
JISX0213 | 1-93-86 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『響』の字には少なくとも、響・ 響くの2種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「響」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
浮声切響 |
響灘【ひびきなだ】
[Romaji]HibikiNada
[地]山口県西方と福岡県北方にはさまれた日本海の海域。関門海峡の北西で瀬戸内海の周防灘(スオウナダ)に通じ、西は玄界灘(ゲンカイナダ)に続く。
福岡県側から遠賀川(オンガガワ)が流入する。
響線【きょうせん】
[楽]さわりげん(さわり弦)
。
影響/影嚮【ようごう】
[仏]仏・菩薩が仮の姿をとって人々の前に現れること。
「ようごう(影向)」とも呼ぶ。
[仏]仏・菩薩が姿を現さずに来臨すること。
響堂山石窟【きょうどうさんせっくつ】
[中国語]XiangtangshanShiku
[地]きょうどうざんせっくつ(響堂山石窟)。
響堂山石窟【きょうどうざんせっくつ】
[中国語]XiangtangshanShiku
[地]中国北部、河北省(HebeiSheng)(カホクショウ)南端の邯鄲市(HandanShi)(カンタンシ)西南部の峰峰砿区(FengfengkuangQu)の鼓山(GuShan)山腹の南北二ヶ所にある、北斉(ホクセイ)時代の仏教石窟。北響堂山に7座、北響堂山に9窟、計16座がある。
北斉に開鑿され、隋・唐~宋・明代にも仏龕(ブツガン)などが造成され、摩崖造像450余龕・大小造像5,000余尊で、河北省最大の石窟。
文字コード
「響」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+97FF |
---|---|
JISX0213 | 1-22-33 |
戸籍統一文字番号 2 | 490790 |
住基ネット統一文字 | J+97FF |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 11202 |
新大字典4 | 講談社 | 18921 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 14110 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 43318’ |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12798 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「響」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「響」についての総括
- 響の画数 :20画
- 響の部首 : 音
- 響の読み方:キョウ・ひびく
- 響の意味 :ひびく/ひびき/音や声が広がり伝わる/共鳴する/音が高く鳴る
以上で「響」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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