「鳴」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、なく/鳥/獣/虫がなく/声を出すなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、鳥部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「鳴」
字体
読み 音読み メイ
《外》ベイ
《外》ミョウ
訓読み ()
(らす)
()
部首 鳥部
画数 総画数 14画
部首内画数 鳥部3画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検9級
日本語能力検定 JLPT N3

書き方・読み方

書き方

鳴_書き方
鳴の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、メイミョウベイ鳴るなる鳴らすならす鳴くなくの6種の読み方が存在する。

意味

  1. なく。がなく。す。
    • メイ。「鶏鳴・悲鳴」
  2. なる。なりく。をならす。
    • メイ。「鳴弦・鳴笛・鳴動・共鳴・自鳴・吹鳴・雷鳴」

熟語

四字熟語

「鳴」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

「鳴」が入る四字熟語
鶏鳴狗盗けいめいくとう 大山鳴動たいざんめいどう 百家争鳴ひゃっかそうめい

鳴門【なると】

[Romaji]Naruto

[地]鳴門海峡。
なるとし(鳴門市)

鳴門【なると】

[食]なるとまき(鳴門巻き、鳴門巻)

鳴子【なるこ】

[Romaji]naruko

[農]鳥威(トリオド)しの一つ。
小さい板に糸で吊(ツ)った細い数本の竹筒を並べてぶら下げたもの。
その板を幾つか張った縄(ナワ)に吊るしたり、竿(サオ)の先につけたりし、縄や竿を揺らして鳴らす。

鳴海【なるみ】

[Romaji]Narumi

なるみちょう(鳴海町)
[歴]江戸時代の尾張(オワリ)、現在の愛知県名古屋市緑区(ミドリク)鳴海町(ナルミチョウ)にあった東海道五十三次の宿駅。
池鯉鮒(チリフ)(知立)宿と宮(ミヤ)(熱田)宿の間。
鳴海絞り
[交]なるみえき(鳴海駅)

鳴滝【なるたき】

[Romaji]Narutaki

京都府京都市右京区(ウキョウク)の地域名。
[交]なるたきえき(鳴滝駅)

文字コード

「鳴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「鳴」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9CF4
JISX0213 1-44-36
戸籍統一文字番号 2 528560
住基ネット統一文字 J+9CF4

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「鳴」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 11919
新大字典4 講談社 20321
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 14928
大漢和辞典6 7 大修館書店 46672
大漢語林8 大修館書店 13542

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第2学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「鳴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「鳴」についての総括
  1. 鳴の画数 :14画
  2. 鳴の部首 : 鳥
  3. 鳴の読み方:メイ・ミョウ・ベイ・なる・ならす・なく
  4. 鳴の意味 :なく/鳥/獣/虫がなく/声を出す
以上で「鳴」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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