「騒」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「騷」については「騷(漢字)」をご覧ください。

とは、さわぐ/さわがす/さわがしいなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、馬部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「騒」
字体
読み 音読み ソウ
《外》ショウ
訓読み さわ()
《外》うれ()
《外》ざわ(つく)
《外》ぞめ()
部首 馬部
画数 総画数 18画
部首内画数 馬部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「騷」
字体
画数 20画
Unicode U+9A37
JISX0213 1-81-59

書き方・読み方

書き方

騒_書き方
騒の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソウショウ騒くぞめく騒つくざわつく騒ぐさわぐ騒いうれいの6種の読み方が存在する。

意味

  1. さわぐ。さわがす。さわがしい。「騒音・騒然・騒動・狂騒・喧騒・物騒」
  2. うれい。え。「離騒」
  3. の一体。風流なこと。「騒客・騒人・風騒」

熟語

四字熟語

「騒」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「騒」が入る四字熟語
騒人墨客そうじんぼっかく

騒音【そうおん】

[英語]din

1967年(昭和42年)8月1日公共用飛行場周辺航空機騒音障害防止法、公布。

騒霊【そうれい】

ぽるたーがいすと(ポルターガイスト)

から騒ぎ/空騒ぎ【からさわぎ】

[英語]MuchAdoAboutNothing

[文]シェークスピア(W.Shakespeare)の初期の喜劇。
警官ドグベリー(Dogberry)が狂言回しを務める。1598年(慶長3年)創作。

ルソー/婁騒/魯叟/蘆騒【るそー】

Jean-JacquesRousseau(ジャン・ジャック・ルソー)

[人]フランスの啓蒙思想家・文学者(1712~1778)。みんやくやっかい(民約訳解)。

すっちゃん騒ぎ【すっちゃんさわぎ】

[俗]すっちゃん(すっちゃん)

文字コード

「騒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「騒」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9A12
JISX0213 1-33-91
戸籍統一文字番号 2 508170
住基ネット統一文字 J+9A12

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「騒」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 11530
新大字典4 講談社 19513
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 14458
大漢和辞典6 7 大修館書店 44834’
大漢語林8 大修館書店 13119

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「騒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「騒」についての総括
  1. 騒の画数 :18画
  2. 騒の部首 : 馬
  3. 騒の読み方:ソウ・ショウ・ぞめく・ざわつく・さわぐ・うれい
  4. 騒の意味 :さわぐ/さわがす/さわがしい
以上で「騒」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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