「能」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

能とは、あたう／腕がある／成し遂げる力があるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、肉部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『能』の字には少なくとも、能ノウ・ 能ナイ・ 能ドウ・ 能ダイ・ 能タイ・ 能グ・ 能キュウ・ 能くするよくする・ 能くよく・ 能きはたらき・ 能うあたうの11種の読み方が存在する。

意味

1. あたう。腕がある。成し遂げる力がある。「能率・能力・可能・全能・万能(ばんのう)・不能・無能・有能・力能」
2. 技芸や能力に優れている。上手にできる。「異能・技能・芸能・才能・多能・霊能・能吏・能弁・能筆・超能力」
3. はたらき。働きかける。「能記・能化(のうげ)・能所(のうじょ)・能動・官能・機能・知能・本能」
4. 性質。特徴。「活性能・吸収能・結合能・再生能・放射能・誘導能・輸送能」
5. 効果。作用。効き目。「効能・万能薬」
6. 日本の古典芸能の一つ。「能楽・能面・演能」
7. 能登国(のとのくに)の略称。「能州」

能の用法：北陸道(行政区画)

北陸道(行政区画)【ほくりくどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の新潟県、富山県、石川県、福井県にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「能」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

能登【のと】

[Romaji]Noto

能代【のしろ】

[Romaji]Noshiro

のしろし(能代市)
[交]のしろえき(能代駅)
。

豊能【とよの】

[Romaji]Toyono

とよのぐん(豊能郡)
とよのちょう(豊能町)
。

飯能【はんのう】

[Romaji]Hanno

はんのうし(飯能市)
[交]はんのうえき(飯能駅)
。

能登線【のとせん】

[歴][交]のとてつどうのとせん(のと鉄道能登線)
。

文字コード

「能」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「能」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。