「力」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

力とは、物事を成しうる才能／また、その程度などの意味をもつ漢字。2画の画数をもち、力部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『力』の字には少なくとも、力リョク・ 力リキ・ 力めるつとめる・ 力ちからの4種の読み方が存在する。

意味

1. 物事を成しうる才能。また、その程度。
   • リョク。「握力・学力・気力・脚力・筋力・権力・財力・視力・実力・精力・体力・胆力・知力・聴力・能力・武力・腕力」
   • リキ。「力士・力量・怪力・眼力・自力・地力・他力・念力・非力」
   • ちから。「目力・底力・力加減」
2. 勢い。威勢。 元気の程度。
   • リョク。「威力・強力・効力・勢力・総力・微力・無力・有力」
3. 働き。作用。また、その大きさ。
   • リョク。「圧力・引力・火力・合力・視力・磁力・重力・出力・水力・速力・弾力・張力・聴力・電力・動力・入力・浮力・風力・原子力」
   • リキ。「力学・力場・馬力」
4. つとめる。励む。尽くす。精一杯。
   • リョク。「協力・助力・努力」
   • リキ。「力作・力説・力戦・力走」

熟語

四字熟語

「力」の漢字を語中にもつ四字熟語15種を表にまとめる。

力む【りきむ】

「つとむ(力む)」とも読む。
。

与力【よりき】

加勢(カセイ)すること。
[歴]江戸時代の制度で奉行の配下。
奉行家臣の内与力は３名で禄高百石、一般の与力は20～80名で役料30石。

非力【ひりき】

(筋肉に)力のないこと。力が弱いこと。
「ひりょく(非力)」とも呼ぶ。

力毛【ちからげ】

強壮な人の、胸・腕・脛(スネ)など生える毛。
力の根源のように思われ、また抜くと力が無くなるとも信じられた。
筆の命毛の別称。

力車【りきしゃ】

[Romaji]rikisha

。

文字コード

「力」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「力」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。