「渡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

渡とは、わたる／移動する／川や海の向こう岸にわたるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『渡』の字には少なくとも、渡ト・ 渡ズ・ 渡るわたる・ 渡すわたすの4種の読み方が存在する。

意味

1. わたる。移動する。川や海の向こう岸にわたる。「渡海・渡河・渡航」
2. 国から国へとわたる。「渡英・渡欧・渡豪・渡独・渡日・渡仏・渡来・渡米・渡露・新渡」
3. 川のわたし場。「渡頭・津渡」
4. とおる。時が過ぎる。経る。「渡世・過渡」
5. 物を手わたす。譲る。「譲渡・前渡」

渡の用法：北陸道(行政区画)

北陸道(行政区画)【ほくりくどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の新潟県、富山県、石川県、福井県にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「渡」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

徒渡り【かちわたり】

歩いて川を渡ること。
「としょう(徒渉、渡渉)」とも呼ぶ。
。

渡瀬駅【わたらせえき】

[交]群馬県館林市(タテバヤシシ)足次町(アシツギチョウ)にある東武佐野線の駅。
館林(タテバヤシ)駅と田島(タジマ)駅(佐野市)の間。
ＪＲ鹿児島本線には渡瀬(ワタゼ)駅がある。

渡嘉敷村【とかしきそん】

[Romaji]TokashikiSon

沖縄県島尻郡(シマジリグン)、渡嘉敷島から成る村。
。

佐渡金山【さどきんざん】

[Romaji]SadoKinzan

三つ渡り【みつのわたり】

[仏]さんずのかわ(三途の川)
。

文字コード

「渡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「渡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。