「腕」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、うで/かいな/うでまえなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「腕」
字体
読み 音読み ワン
訓読み うで
《外》かいな
部首 肉部
画数 総画数 12画
部首内画数 肉部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

腕_書き方
腕の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ワンかいなうでの3種の読み方が存在する。

意味

うで/かいな/うでまえ

熟語

四字熟語

「腕」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「腕」が入る四字熟語
切歯扼腕せっしやくわん

腕木【うでぎ】

[建]柱や梁(ハリ)などに、一端を横に突き出して取り付けた材。
垂木(タルキ)や庇(ヒサシ)など他の部分から加わる重みを支える。
[電]電柱の上部に、直角に取り付けた横木。

腕白【わんぱく】

[英語]hellion(ヘリオン)

子供がいたずらで、わがままなこと。また、その子供。でぃあぶろ(ディアブロ)。

腕車【わんしゃ】

人力車の別称。
じんりきしゃ(人力車)

腕枕【うでまくら】

ひじまくら(肘枕)
女性が、ともに寝ている男性の伸ばした腕を枕代りにすること。ひざまくら(膝枕)。

腕に銃【うでにつつ】

[軍]歩哨(ホショウ)の時、右脇に銃をたばさむ姿勢。ささげつつ(捧げ銃)、ふどうのしせい(不動の姿勢)、ほしょう(歩哨)、けいれい(敬礼、敬禮)、になえつつ(担え銃、擔え銃)。

文字コード

「腕」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「腕」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8155
JISX0213 1-47-51
戸籍統一文字番号 2 330480
住基ネット統一文字 J+8155

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「腕」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7943
新大字典4 講談社 13215
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9633
大漢和辞典6 7 大修館書店 29631
大漢語林8 大修館書店 4790

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「腕」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「腕」についての総括
  1. 腕の画数 :12画
  2. 腕の部首 : 肉
  3. 腕の読み方:ワン・かいな・うで
  4. 腕の意味 :うで/かいな/うでまえ
以上で「腕」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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