「割」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

割とは、わる／別々に切り分ける／さくなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、刀部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『割』の字には少なくとも、割カツ・ 割わり・ 割れるわれる・ 割るわる・ 割くさくの5種の読み方が存在する。

意味

1. わる。別々に切り分ける。さく。「割譲・割拠・割賦・割腹・割烹・割愛・割礼・分割」
2. わり。比率。わりあい。「割合・割高・割安」
3. 歩合の単位。一割は十分の一。十パーセント。「七割五分・三割打者」
4. 割引の略称。値引き。「学割」
5. わり。混ぜて薄めること。混ぜたもの。「水割り・お湯割り・ソーダ割り」

割の用法：四則計算

四則計算【しそくけいさん】とは、算術のなかで最も基本とされる四つの演算手法。「四則演算」や「加減乗除」とも呼ばれる。演算結果についても「和差積商」とまとめて呼ぶことがある。

熟語

四字熟語

「割」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

余割【よかつ】

[英語]cosecant

割賦【かっぷ】

[経]月賦(ゲップ)などの形で、何回かに割り振って支払うこと。賦払(フバラ)い。
「わりふ」、「わっぷ」とも読む。

割礼【かつれい】

[英語]Circumcision

窓割り【まどわり】

[英語]fenestration

札割れ【ふだわれ】

[経]国債・地方債・社債などの債券で、金融機関からの応募金額が予定した入札額に達しないこと。
。

文字コード

「割」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「割」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。