「切」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

切とは、きる／きり裂く／刃などできるなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、刀部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『切』の字には少なくとも、切セツ・ 切セチ・ 切セイ・ 切サイ・ 切れるきれる・ 切るきるの6種の読み方が存在する。

意味

1. きる。きり裂く。刃などできる。「切開・切磋(せっさ)・切除・切断・切腹・半切」
2. 擦る。磨く。「切歯」
3. 迫る。差し迫る。「切実・切迫」
4. しきりに。ひたすら。「切切・切望・痛切」
5. 懇ろ。丁寧。「親切・懇切・大切」
6. 確かに。ちょうど合う。「剴切(がいせつ)・適切」
7. 全て。一様に。「一切(いっさい)・合切(がっさい)」
8. 漢字の発音表記法の一つ。上下二字の声調で音を表す。「反切」

熟語

四字熟語

「切」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

矢切【やぎり】

[Romaji]Yagiri

千葉県北西部、松戸市の地名。やぎりのわたし(矢切の渡し)。
[交]やぎりえき(矢切駅)
。

切歯【せっし】

はぎしりすること。
「はがみ」、「はぎしり」ともいう。
強く残念がること。

切手【きって】

[通]郵便切手の略称。
ゆうびんきって(郵便切手)
切手を貼る、普通切手、特殊切手、記念切手
切手趣味週間：きってしゅみしゅうかん(切手趣味週間)
[経]商品切手の略称。しょうひんけん(商品券)。

湯切り【ゆぎり】

[Romaji]yugiri／yu-giri

目切れ【めぎれ】

[Romaji]megire／me-gire

目方(メカタ)が足(タ)りないこと。目方の不足。
。

文字コード

「切」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「切」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。