「磨」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、みがく/とぐ/擦って研ぐなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、石部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「磨」
字体
読み 音読み
《外》
訓読み みが()
《外》()
《外》()
部首 石部
画数 総画数 16画
部首内画数 石部11画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

磨_書き方
磨の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、磨くみがく磨ぐとぐ磨るするの5種の読み方が存在する。

意味

  1. みがく。とぐ。ってぐ。類義語:「磨崖(まがい)・磨砕・磨製・研磨・削磨」
  2. する。すりる。類義語:「磨滅・磨耗・鈍磨・不磨」
  3. 技芸や学問にむ。める。「琢磨(たくま)・練磨」
  4. 梵語(ボンゴ)の音訳。「達磨(だるま)」

熟語

四字熟語

「磨」の漢字を語中にもつ四字熟語9種を表にまとめる。

「磨」が入る四字熟語
事上磨錬じじょうまれん 切磋琢磨せっさたくま 千古不磨せんこふま
百世不磨ひゃくせいふま 百戦錬磨ひゃくせんれんま 百古不磨ひゃっこふま
磨揉遷革まじゅうせんかく 磨穿鉄硯ませんてっけん 磨斧作針まふさくしん

球磨【くま】

[Romaji]Kuma

[地]くまがわ(球磨川)
くまぐん(球磨郡)
くまむら(球磨村)

須磨【すま】

[Romaji]Suma

すまく(須磨区)
[交]すまえき(須磨駅)
[歴]播磨(ハリマ)の国(現在の兵庫県)の明石郡の東南端の地。
白浜・青松の景勝地。月の名所。

羯磨【かつま】

[梵]karman、[パーリー語]kamma

[仏]受戒(ジュカイ)の儀式・作法。
「こんま(羯磨)」とも呼ぶ。
参考かるまん(カルマン)
梵語の「カルマン(karman)」の音写で、作法・儀式・行為・所作・業(ゴウ)の意味。

飾磨【しかま】

[Romaji]Shikama

しかまぐん(飾磨郡)
しかまく(飾磨区)

播磨【はりま】

[Romaji]Harima

[歴]旧国名。山陽道八ヶ国の一国。現在の兵庫県の西南部。

文字コード

「磨」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「磨」の文字コード一覧
Unicode 1 U+78E8
JISX0213 1-43-65
戸籍統一文字番号 2 272980
住基ネット統一文字 J+78E8

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「磨」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6645
新大字典4 講談社 11092
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8018
大漢和辞典6 7 大修館書店 24449’
大漢語林8 大修館書店 7806

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「磨」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「磨」についての総括
  1. 磨の画数 :16画
  2. 磨の部首 : 石
  3. 磨の読み方:マ・バ・みがく・とぐ・する
  4. 磨の意味 :みがく/とぐ/擦って研ぐ
以上で「磨」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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