「入」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

入とは、はいる／中にはいるなどの意味をもつ漢字。2画の画数をもち、入部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『入』の字には少なくとも、入ニュウ・ 入ジュウ・ 入ジュ・ 入るはいる・ 入しお・ 入れるいれる・ 入るいるの7種の読み方が存在する。

意味

1. はいる。中にはいる。対義語：退
   • ニュウ。「入院・入園・入会・入学・入行(にゅうこう)・入国・入社・入植・入退・加入・介入・混入・参入・進入・潜入・転入・突入・没入・乱入」
   • ジュ。「入水(じゅすい)・入御(じゅぎょ)・入来(じゅらい)・入洛(じゅらく)」
2. いれる。納める。対義語：出
   • ニュウ。「入金・入札・入手・入籍・入念・記入・吸入・購入・歳入・収入・挿入・注入・投入・導入・納入・搬入・編入・輸入」
3. 要る。必要とする。
   • ニュウ。「入費・入用」
4. 入学の略称。
   • ニュウ。「入試」
5. 輸入の略称。
   • ニュウ。「入超」
6. 《仏教》悟りの境地。
   • ニュウ。「直入」
7. 漢字音の四声の一つ。
   • ニュウ。「入声(にっしょう)・平上去入」

入の用法：四声

四声【しせい】とは、中国語の韻(声の響き)を四種類に分類した音韻体系。上声・去声・入声の三声は、まとめて仄声(そくしょう)と呼ばれる。

熟語

四字熟語

「入」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

喜入【きいれ】

[Romaji]Ki’ire／Kiyire

入間【いるま】

[Romaji]Iruma

いるまし(入間市)
いるまぐん(入間郡)
[地]いるまがわ(入間川)
。

入洛【じゅらく】

身分の高い人が京都に入ること。
にゅうらく(入洛)
。

入水【じゅすい】

水中に飛び込んで自殺をはかること・自殺すること。
「にゅうすい(入水)」とも呼ぶ。どざえもん(土左衛門)、ひゃっぽんくい(百本杭)。

入声【にっせい】

[中国語]rusheng

文字コード

「入」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「入」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。