屠とは、ほふる/ほろぼす/家畜を殺す/家畜を割くなどの意味をもつ漢字。12画または11画の画数をもち、尸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 屠 | |
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読み | 音読み | ト チョ ズ ジョ |
訓読み | さ(く) ほふ(る) |
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部首 | 尸部 | |
画数 | 総画数 | 12画 ・11画 |
部首内画数 | 尸部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『屠』の字には少なくとも、屠・ 屠・ 屠・ 屠・ 屠る・ 屠くの6種の読み方が存在する。
意味
ほふる/ほろぼす/家畜を殺す/家畜を割く
熟語
屠沽【とこ】
家畜を屠殺(トサツ)して肉をとる者と、その肉を売買(沽)する者。
賤(イヤ)しい職業とされた。
屠沽の下類(ゲルイ)。
屠龍【とりゅう】
[歴][軍]旧日本帝国陸軍の二式双発複座戦闘機の通称。とりょう(屠竜、屠龍)。
。
屠殺場【とさつば】
とちくじょう(屠畜場)
。
屠竜/屠龍【とりょう】
竜を屠(ホフ)ること・竜を切り殺すこと。とりょうのぎ(屠竜の技、屠龍之技)。
。
屠場【とじょう】
[古]屠畜場の旧称。
とちくじょう(屠畜場)1906年(明治39年)屠場法、成立。
。
文字コード
「屠」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5C60 |
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JISX0213 | 1-37-43 |
戸籍統一文字番号 2 | 088010 |
住基ネット統一文字 | J+5C60 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2719 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「屠」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「屠」についての総括
- 屠の画数 :12画,11画
- 屠の部首 : 尸
- 屠の読み方:ト・チョ・ズ・ジョ・ほふる・さく
- 屠の意味 :ほふる/ほろぼす/家畜を殺す/家畜を割く
以上で「屠」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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