店とは、みせ/商品を並べて売る場所などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、广部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 店 | |
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読み | 音読み | テン |
訓読み | みせ 《外》たな |
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部首 | 广部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 广部5画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検9級 | |
日本語能力検定 | JLPT N4 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『店』の字には少なくとも、店・ 店・ 店の3種の読み方が存在する。
意味
- みせ。商品を並べて売る場所。
- テン。「店員・店長・店頭・店名・店舗・開店・支店・書店・商店・他店・退店・入店・売店・分店・閉店・本店・露店・代理店」
- たな。「魚店(うおだな)・裏店(うらだな)・大店(おおだな)・表店(おもてだな)」
- 貸家。長屋。
- たな。「店子(たなこ)・店賃(たなちん)・相店(あいだな)」
熟語
小店【こみせ】
小さな店。こだな(小店)。
[東北地方]積雪の時に人の通路となる、商店街などの軒下(ノキシタ)。
裏店【うらだな】
路地裏(ロジウラ)に建てられた家・貸家。
「裏屋(ウラヤ)」とも呼ぶ。
⇔おもてだな(表店)
「店」は「貸家」の意味。
店賃【たなちん】
[古]家の借り賃・家賃(ヤチン)。
江戸時代、一ヶ月約五百~六百文。
店賃を払えなくても長屋を追い出されることは少なかった。
開店【かいてん】
[経]([英語]locateastore)店を開業(創業)すること。店を設置すること。
新規開店、新装開店、開店セール
[経]([英語]openastore)店がその日の営業を開始すること。
表店【おもてだな】
表通りに面して建てられた家。
⇔うらだな(裏店)
「店」は「貸家」、転じて「家」の意味。
。
文字コード
「店」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5E97 |
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JISX0213 | 1-37-25 |
戸籍統一文字番号 2 | 104870 |
住基ネット統一文字 | J+5E97 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2503 |
新大字典4 | 講談社 | 4352 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3119 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 9267 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3035 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「店」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「店」についての総括
- 店の画数 :8画
- 店の部首 : 广
- 店の読み方:テン・みせ・たな
- 店の意味 :みせ/商品を並べて売る場所
以上で「店」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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