「廻」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、まわる/めぐる/まわす/めぐらす/かえるなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、廴部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「廻」
字体
読み 音読み カイ
訓読み まわ()
まわ()
めぐ(らす)
めぐ()
部首 廴部
画数 総画数 9画
部首内画数 廴部6画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

廻_書き方
廻の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、カイ廻るめぐる廻らすめぐらす廻るまわる廻すまわすの6種の読み方が存在する。

意味

まわる/めぐる/まわす/めぐらす/かえる

熟語

四字熟語

「廻」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

「廻」が入る四字熟語
輪廻応報りんねおうほう 輪廻転生りんねてんしょう 流転輪廻るてんりんね
六道輪廻ろくどうりんね

菱垣廻船【ひがきかいせん】

[歴][海]1619年(元和5年)創設。

裾回り/裾廻り【すそまわり】

[服]けまわし(蹴回し、蹴廻し)

回向/廻向【えこう】

[仏]本来自分が受けるべき功徳(クドク)を他へふり向けること。くよう(供養)。
死者の霊前で読経(ドキョウ)することを「回向」と呼ぶのは、読経によって自分が受ける功徳を死者にふり向け成仏(ジョウブツ)を助けることから。

回し/廻し【まわし】

まわすこと。まわすもの。
(人・物事・予定などを)次に送ること。

巡り/廻り/回り/周【めぐり】

めぐること。まわること。回転。

文字コード

「廻」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「廻」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5EFB
JISX0213 1-18-86
戸籍統一文字番号 2
住基ネット統一文字 J+5EFB

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「廻」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 2568
新大字典4 講談社 4466
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 3205
大漢和辞典6 7 大修館書店 9575
大漢語林8 大修館書店 3107

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「廻」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「廻」についての総括
  1. 廻の画数 :9画
  2. 廻の部首 : 廴
  3. 廻の読み方:カイ・エ・めぐる・めぐらす・まわる・まわす
  4. 廻の意味 :まわる/めぐる/まわす/めぐらす/かえる
以上で「廻」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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