弛とは、ゆるむ/ゆるめる/たるむなどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、弓部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 弛 | |
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読み | 音読み | チ シ イ |
訓読み | たゆ(む) たる(む) ゆる(む) |
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部首 | 弓部 | |
画数 | 総画数 | 6画 |
部首内画数 | 弓部3画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『弛』の字には少なくとも、弛・ 弛・ 弛・ 弛む・ 弛む・ 弛むの6種の読み方が存在する。
意味
ゆるむ/ゆるめる/たるむ
熟語
四字熟語
「弛」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
一張一弛 |
弛緩【しかん】
緩(ユル)むこと・弛(タル)むこと。
慣用読みで「ちかん(弛緩)」とも読む。
。
弛緩【ちかん】
「しかん(弛緩)」の慣用読み。
しかん(弛緩)
。
弛張熱【ちちょうねつ】
[病]しちょうねつ(弛張熱)
。
弛張熱【しちょうねつ】
[英語]remittentfever、[羅]febrisremittens
[病]一日の体温変動の差(日内変動)がセ氏1度を超え、低い時でも平熱を上回っている熱型(ネツケイ)。結核・マイコプラズマ肺炎や敗血症・ウィルス性感染症・腎盂炎(ジンウエン)などの化膿性疾患・腸チフスの解熱期・悪性腫瘍などにみられる。
「ちちょうねつ(弛張熱)」とも呼ぶ。
文字コード
「弛」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5F1B |
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JISX0213 | 1-35-48 |
戸籍統一文字番号 2 | 109940 |
住基ネット統一文字 | J+5F1B |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2599 |
新大字典4 | 講談社 | 4533 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3250 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 9724 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3143 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「弛」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「弛」についての総括
- 弛の画数 :6画
- 弛の部首 : 弓
- 弛の読み方:チ・シ・イ・ゆるむ・たるむ・たゆむ
- 弛の意味 :ゆるむ/ゆるめる/たるむ
以上で「弛」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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