拉とは、連れて行く/くだく/ひしぐ/押しつぶすなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、手部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。
字体 | 拉 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ラ 《外》ロウ 《外》ラツ |
訓読み | 《外》くじ(く) 《外》ひ(く) 《外》ひし(ぐ) 《外》ひしゃ(げる) |
|
部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 手部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検2級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『拉』の字には少なくとも、拉・ 拉・ 拉・ 拉げる・ 拉ぐ・ 拉く・ 拉くの7種の読み方が存在する。
意味
連れて行く/くだく/ひしぐ/押しつぶす
熟語
拉ぐ【ひさぐ】
[他動]押しつぶす。
「ひしぐ(拉ぐ)」、「ひしゃぐ(拉ぐ)」とも呼ぶ。
[自動]押しつぶされる。
拉致【らっち】
らち(ら致、拉致)
。
拉ぐ【ひしゃく】
ひさぐ(拉ぐ)
。
ら致/拉致【らち】
無理に連れて行くこと。
「らっち(拉致)」とも呼ぶ。はいのり(背乗り)、ゆうかい(誘拐)。
ラサ/拉薩【らさ】
Lhasa、[中国語]Lasa(拉薩)
中国南西部、チベット自治区(XizangZizhiqu)中東部にある区都。
中央部にポタラ宮、北東部に色拉寺、北西部に哲蚌寺(デプン寺)などがある。
北緯29.65°、東経91.10°の地。
文字コード
「拉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+62C9 |
---|---|
JISX0213 | 1-57-39 |
戸籍統一文字番号 2 | 134380 |
住基ネット統一文字 | J+62C9 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 3311 |
新大字典4 | 講談社 | 5482 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4001 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 11946 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3929 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「拉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「拉」についての総括
- 拉の画数 :8画
- 拉の部首 : 手
- 拉の読み方:ロウ・ラツ・ラ・ひしゃげる・ひしぐ・ひく・くじく
- 拉の意味 :連れて行く/くだく/ひしぐ/押しつぶす
以上で「拉」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。