掻とは、などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、手部に分類される。日本では不確定レベルの漢字とされる。
字体 | 掻 | |
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読み | 音読み | ソウ ショウ |
訓読み | か(く) | |
部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 手部8画 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検対象外 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『掻』の字には少なくとも、掻・ 掻・ 掻くの3種の読み方が存在する。
熟語
四字熟語
「掻」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
麻姑掻痒 |
芽掻き【めかき】
[農]てきが(摘芽)
。
田掻き【たかき】
[農]しろかき(代掻き、代かき)
。
掻巻【かいまき】
夜着(ヨギ)として用いる大き目の褞袍(ドテラ)。
江戸時代、庶民は布団(フトン)を使用せずにこれを着て寝ていた。
現在は、前後を逆にして両手を袖(ソデ)に通して布団に入り、隙間風(スキマカゼ)を防いだり、肩を冷やさないように用いる。
笹掻き【ささがき】
[料]野菜の切り方の一つ。
ゴボウ(牛蒡)などを、鉛筆を削(ケズ)る具合(グアイ)で、ササ(笹)の葉のように薄く細かく斜めにそぎ切りにすること。
訛(ナマ)って「(笹がし)」とも、また「ささぶき(笹吹き)」とも呼ぶ。
掻い取る【かいどる】
[古](歩きやすいように)着物の裾(スソ)や褄(ツマ)などを手につまみ持ち上げる。
「かいとる(掻い取る)」、「からげる(絡げる、紮げる)」とも呼ぶ。かいどりすがた(掻取姿)。
文字コード
「掻」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+63BB |
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JISX0213 | 1-33-63 |
戸籍統一文字番号 2 | 138180 |
住基ネット統一文字 | J+63BB |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | 5676 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4224 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | u88dc206 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4037 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「掻」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「掻」についての総括
- 掻の画数 :11画
- 掻の部首 : 手
- 掻の読み方:ソウ・ショウ・かく
以上で「掻」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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