俳とは、芸人/役者/わざおぎなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、人部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 俳 | |
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読み | 音読み | ハイ |
訓読み | 《外》たわむ(れ) 《外》わざおぎ |
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部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 人部8画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『俳』の字には少なくとも、俳・ 俳・ 俳れの3種の読み方が存在する。
意味
- 芸人。役者。わざおぎ。「俳優」
- おどけ。戯れ。「俳諧(はいかい)」
- 俳諧、または俳句の略称。「俳画・俳句・俳号・俳言・俳人・俳壇・俳談・俳文・俳味・俳友・俳話・雑俳・連俳」
熟語
俳優座【はいゆうざ】
[劇]1944年(昭和19年)2月10日青山杉作・千田是也(センダ・コレヤ)・東野英治郎(トウノ・エイジロウ)・小沢栄太郎・東山千栄子(ヒガシヤマ・チエコ)らが結成した新劇の劇団。1949年(昭和24年)11月俳優座演劇研究所創立・付属俳優養成所開校。1954年(昭和29年)4月20日六本木(ロッポンギ)に俳優座劇場を建設し開場式を挙行。
俳句研究【はいくけんきゅう】
[歴][文]改造社が刊行した俳句総合誌。1934年(昭和9年)3月改造社から刊行。1944年(昭和19年)7月戦争により休刊。
俳句文学館【はいくぶんがくかん】
[文]東京都新宿区百人町にある俳句専門の図書館。
運営は社団法人俳人協会。1976年(昭和51年)3月28日開館。
文字コード
「俳」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+4FF3 |
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JISX0213 | 1-39-48 |
戸籍統一文字番号 2 | 008620 |
住基ネット統一文字 | J+4FF3 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 342 |
新大字典4 | 講談社 | 552 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 447 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 726 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 442 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年(昭和43年)
学年別漢字配当表(昭和43年)に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表(備考欄)」に記載される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「俳」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「俳」についての総括
- 俳の画数 :10画
- 俳の部首 : 人
- 俳の読み方:ハイ・わざおぎ・たわむれ
- 俳の意味 :芸人/役者/わざおぎ
以上で「俳」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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