沼とは、ぬま/泥の池/ぬかるんだ湿地などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 沼 | |
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読み | 音読み | 《高》ショウ |
訓読み | ぬま | |
部首 | 水部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 水部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『沼』の字には少なくとも、沼・ 沼の2種の読み方が存在する。
意味
熟語
涸沼【ひぬま】
[Romaji]Hinuma
[地]茨城県の水戸東南10キロメートルほどのところにある沼。面積11.1平方キロメートル、周囲約23.9キロメートル、水深3メートル。
海水が逆流してくるので海水・淡水両魚が混棲(コンセイ)する。
菅沼【すげぬま】
[Romaji]SugeNuma
[地]群馬県の北西、栃木県との県境にある湖。日光白根の爆発できた堰止湖(セキトメコ)。
下流には同じ堰止湖の丸沼(丸沼と大尻沼)がある。
鵠沼【くげぬま】
[Romaji]KugeNuma
神奈川県藤沢市の地名。
鵠沼海岸
。
勝沼【かつぬま】
[Romaji]Katsunuma
[古]かつぬまちょう(勝沼町)[古][交]かつぬまえき(勝沼駅)
。
長沼【ながぬま】
[Romaji]Naganuma
[地]宮城県北部、登米市(トメシ)にある湖沼。いずぬま(伊豆沼)。旧住所は登米郡(トメグン)迫町(ハサマチョウ)。
文字コード
「沼」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6CBC |
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JISX0213 | 1-30-34 |
戸籍統一文字番号 2 | 194950 |
住基ネット統一文字 | J+6CBC |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4881 |
新大字典4 | 講談社 | 8301 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5915 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 17257 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5879 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「沼」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「沼」についての総括
- 沼の画数 :8画
- 沼の部首 : 水
- 沼の読み方:ショウ・ぬま
- 沼の意味 :ぬま/泥の池/ぬかるんだ湿地
以上で「沼」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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