「浮」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、うかれる/陽気になる/心を奪われる/はかない/よりどころがない/定まりのない/うく/うかぶ/うかべる/水にうくなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「浮」
字体
読み 音読み
《外》フウ
《外》ホウ
《外》
訓読み (かぶ)
(かべる)
(かれる)
()
部首 水部
画数 総画数 10画
部首内画数 水部7画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N3

書き方・読み方

書き方

浮_書き方
浮の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ホウフウ浮くうく浮かれるうかれる浮かべるうかべる浮かぶうかぶの8種の読み方が存在する。

意味

うかれる/陽気になる/心を奪われる/はかない/よりどころがない/定まりのない/うく/うかぶ/うかべる/水にうく

熟語

四字熟語

「浮」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

「浮」が入る四字熟語
暗香浮動あんこうふどう 富貴浮雲ふうきふうん 浮雲朝露ふうんちょうろ
浮声切響ふせいせっきょう 盲亀浮木もうきふぼく

浮腫【ふしゅ】

[病]すいしゅ(水腫)

浮島【うかしま】

[Romaji]UkaShima

[地]瀬戸内海(セトナイカイ)の防予諸島の一島。屋代島(ヤシロジマ)の北方。
山口県大島郡(オオシマグン)橘町(タチバナチョウ)に属する。

羅浮山【らふざん】

[中国語]LuofuShan

[地]中国南部の広東省(GuangdongSheng)(カントンショウ)恵州府(Huizhoufu)伝羅(Chuanluo)にある羅山(LuoShan)・浮山(FuShan)。丹霞山(DanxiaShan)・西樵山(XiqiaoShan)・鼎湖山(DinghuShan)とともに広東省四大名山の一つ。
梅花で著名。

閻浮提【えんぶだい】

[仏]四大洲(シダイシュウ)の一つで、人間の住んでいる洲(シュウ)。
須弥山(シュミセン)の南にある。
鉄輪王が治める。

浮かれ節【うかれぶし】

[古]浪花節の旧称。
なにわぶし(浪花節)

文字コード

「浮」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「浮」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6D6E
JISX0213 1-41-66
戸籍統一文字番号 2 198320
住基ネット統一文字 J+6D6E

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「浮」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4994
新大字典4 講談社 8435
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6051
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 5993

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「浮」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「浮」についての総括
  1. 浮の画数 :10画
  2. 浮の部首 : 水
  3. 浮の読み方:ホウ・ブ・フウ・フ・うく・うかれる・うかべる・うかぶ
  4. 浮の意味 :うかれる/陽気になる/心を奪われる/はかない/よりどころがない/定まりのない/うく/うかぶ/うかべる/水にうく
以上で「浮」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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