「甫」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

甫とは、おおきい／はじめ／はじめてなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、用部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「甫」
字体		甫
読み	音読み	ホフ
読み	訓読み	おお(きい) はじ(め)
部首		用部
画数	総画数	7画
画数	部首内画数	用部2画
国語施策		人名用漢字
JIS漢字水準		JIS第1水準
漢字検定		漢検準1級
日本語能力検定		JLPT N1

書き方・読み方
- 書き方
- 読み方
意味
熟語
- 杜甫【とほ】
- イタボガキ目／板甫牡蠣【いたぼがきもく】
文字コード
検字番号
まとめ

書き方・読み方

書き方

読み方

『甫』の字には少なくとも、甫ホ・甫フ・甫めはじめ・甫きいおおきいの4種の読み方が存在する。

意味

おおきい／はじめ／はじめて

熟語

杜甫【とほ】

[中国語]DuFu

[人]姓は杜、名は甫、字(アザナ)は子美(Zimei)(シビ)、号は杜陵布衣(Dulingbuyi)(トリョウホイ)。
李白(LiBai)(リ・ハク)の「詩仙(shixian)」に対し「詩聖(shisheng)」、また併称して「李杜(Li-Du)」とも呼ばれる。
『曲江詩』「人生七十古来稀(コライマレナリ)」から70歳を意味する「古希・古稀(コキ)(guxi)」という言葉が生れた。

イタボガキ目／板甫牡蠣【いたぼがきもく】

[学名]Ostreoida

[貝]カキ目(Ostreoida)の別称。
かきもく(カキ目、牡蠣目、牡蛎目)
。

文字コード

「甫」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「甫」の文字コード一覧
Unicode ¹	U+752B
JISX0213	1-42-67
戸籍統一文字番号 ²	243410
住基ネット統一文字	J+752B

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「甫」の検字番号一覧
書籍	出版社	検字番号
角川大字源³	角川書店	6046
新大字典⁴	講談社	10119
新潮日本語漢字辞典⁵	新潮社	7333
大漢和辞典⁶ ⁷	大修館書店	21706
大漢語林⁸	大修館書店	7156

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「甫」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「甫」についての総括

甫の画数　：7画
甫の部首　：用
甫の読み方：ホ・フ・はじめ・おおきい
甫の意味　：おおきい／はじめ／はじめて

以上で「甫」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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