砂とは、すな/いさご/細かい石の粒などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、石部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 砂 | |
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読み | 音読み | サ 《中》シャ |
訓読み | すな 《外》いさご |
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部首 | 石部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 石部4画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『砂』の字には少なくとも、砂・ 砂・ 砂・ 砂の4種の読み方が存在する。
意味
- すな。いさご。細かい石の粒。類義語:沙
- サ。「砂丘・砂塵・砂石・砂漠・砂礫(されき)・土砂・珪砂・砂防・流砂」
- シャ。「砂利・土砂・熱砂(ねっしゃ)・白砂(はくしゃ/はくさ/しらす)」
- すなのように細かい粒状のもの。
- サ。「砂金・砂鉄・砂糖」
- シャ。「金砂」
熟語
四字熟語
「砂」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
白砂青松 |
飛砂【ひさ】
[中国語]feisha
[地](砂漠・乾燥地帯で)風で大量の砂・土が舞い上がって移動すること。また、その移動した砂。りゅうさ(流砂)。朱砂【すさ】
しんしゃ(辰砂)
。
朱砂【しゅさ】
しんしゃ(辰砂)
。
辰砂【しんさ】
しんしゃ(辰砂)
。
砂子【すなご】
すな(砂)・まさご(真砂)・いさご(砂子)。
金箔(キンパク)・銀箔(ギンパク)から作った装飾用の粉末。
蒔絵(マキエ)・短冊(タンザク)・色紙(シキシ)・襖紙(フスマガミ)などに糊を塗って吹き付けるもの。
文字コード
「砂」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7802 |
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JISX0213 | 1-26-29 |
戸籍統一文字番号 2 | 268610 |
住基ネット統一文字 | J+7802 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 6556 |
新大字典4 | 講談社 | 10922 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 7903 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 24046 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 7685 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年(昭和43年)
学年別漢字配当表(昭和43年)に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表(備考欄)」に記載される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「砂」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「砂」についての総括
- 砂の画数 :9画
- 砂の部首 : 石
- 砂の読み方:シャ・サ・すな・いさご
- 砂の意味 :すな/いさご/細かい石の粒
以上で「砂」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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