「沙」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、すな/いさご/まさごなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、水部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「沙」
字体
読み 音読み
《外》シャ
《外》
訓読み 《外》すな
《外》みぎわ
《外》よな(げる)
部首 水部
画数 総画数 7画
部首内画数 水部4画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

沙_書き方
沙の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、シャ沙げるよなげるみぎわすなの6種の読み方が存在する。

意味

  1. すな。いさご。まさご。類義語:「沙粒・沙汀(さてい)・沙漠・泥沙」
  2. みぎわ。水際の砂地。砂浜。類義語:
  3. よなげる。って可否をける。「沙汰(サタ)」
  4. 梵語の音訳字。「沙弥(しゃみ)・沙門・沙羅双樹」

熟語

四字熟語

「沙」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「沙」が入る四字熟語
沙羅双樹さらそうじゅ 平沙万里へいさばんり

沙弥【さみ】

[仏]しゃみ(沙弥)

泥沙【でいさ】

どろ(泥)とすな(砂)。

沙門【さもん】

[仏]しゃもん(沙門)

三沙【さんさ】

[中国語]Sansha

さんさし(三沙市)

沙弥【しゃみ】

[梵]sramanera

[仏]髪を剃って出家し、十戒を受けた少年僧。
7歳以上20歳未満の出家者で、僧に従って雑用をつとめながら修行し、正式の僧を目指す見習僧。
「さみ(沙弥)」、「童子([梵]kumara)」とも呼ぶ。

文字コード

「沙」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「沙」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6C99
JISX0213 1-26-27
戸籍統一文字番号 2 194490
住基ネット統一文字 J+6C99

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「沙」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4835
新大字典4 講談社 8274
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5861
大漢和辞典6 7 大修館書店 17212
大漢語林8 大修館書店 5829

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「沙」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「沙」についての総括
  1. 沙の画数 :7画
  2. 沙の部首 : 水
  3. 沙の読み方:シャ・シ・サ・よなげる・みぎわ・すな
  4. 沙の意味 :すな/いさご/まさご
以上で「沙」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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