稜とは、かど/すみなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、禾部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 稜 | |
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読み | 音読み | リョウ ロウ |
訓読み | かど | |
部首 | 禾部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 禾部8画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『稜』の字には少なくとも、稜・ 稜・ 稜の3種の読み方が存在する。
意味
かど/すみ
熟語
四字熟語
「稜」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
気骨稜稜 |
稜堡【りょうほ】
[英語]bastion
[建]りょうほう(稜堡)。
御稜威【みいつ】
「いつ(厳)」の尊敬語。
天皇・神などの御威光・御威勢。
。
稜堡【りょうほう】
[英語]bastion(バスティオン)
[建]城・要塞(ヨウサイ)の壁面が外側に突き出ている部分。これらの突角部それぞれに複数の大砲を設置することで防御の死角部分をなくすように設計された。
16~18世紀、ヨーロッパで発達し、日本では江戸幕末に函館の五稜郭(ゴリョウカク)の築城法に取り入れられた。
ソバグリ/稜栗【そばぐり】
[植]ぶな(ブナ、山毛欅、椈)
。
菱形骨/稜形骨【りょうけいこつ】
[医]手首にある8個の手根骨(carpalbines)の内、親指の付け根の大菱形骨と人差し指の付け根の小菱形骨の併称。
大菱形骨:トラピージアム(trapezium)小菱形骨:トラピゾイド(trapezoid)。
。
文字コード
「稜」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7A1C |
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JISX0213 | 1-46-39 |
戸籍統一文字番号 2 | 281510 |
住基ネット統一文字 | J+7A1C |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 6836 |
新大字典4 | 講談社 | 11372 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8265 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8022 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「稜」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「稜」についての総括
- 稜の画数 :13画
- 稜の部首 : 禾
- 稜の読み方:ロウ・リョウ・かど
- 稜の意味 :かど/すみ
以上で「稜」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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