簾とは、すだれなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、竹部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 簾 | |
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読み | 音読み | レン |
訓読み | す すだれ |
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部首 | 竹部 | |
画数 | 総画数 | 19画 |
部首内画数 | 竹部13画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『簾』の字には少なくとも、簾・ 簾・ 簾の3種の読み方が存在する。
意味
すだれ
- 簾【すだれ】
-
- 細く割った竹やアシ(葦)の茎(クキ)を糸で編み列ねた簀(ス)。
垂(タ)らして、日除(ヒヨ)けや部屋の仕切り・目隠しなどに用いる。
古くは牛車(ギッシャ)・輿(コシ)などにも垂らした。よしず(葦簀、葭簀、葦簾)、ひよけ(日除け、日避け)。- 夏の季語。
- 「簀(ス)垂れ」の意味。
- 細く割った竹やアシ(葦)の茎(クキ)を糸で編み列ねた簀(ス)。
熟語
簾【すだれ】
細く割った竹やアシ(葦)の茎(クキ)を糸で編み列ねた簀(ス)。
垂(タ)らして、日除(ヒヨ)けや部屋の仕切り・目隠しなどに用いる。
古くは牛車(ギッシャ)・輿(コシ)などにも垂らした。
馬簾【ばれん】
[歴]大将の存在を示す纏(マトイ)に垂れ下げている飾り。
火消し組の目印とする纏の周囲に垂れ下げている飾り。
厚紙・革などを細長く裁ち、色漆(イロウルシ)で着色したもの。
鋤簾【じょれん】
土砂を掻(カ)き寄せる鍬(クワ)に似た用具。
長い柄の先に、箕(ミ)のように竹を編んだもの、または熊手(クマデ)のように鉄板製の歯を取り付けたもの。
の先を網(アミ)でおおった漁具。
簾戸/簀戸【すど】
[Romaji]sudo
[建]割竹や細竹を粗く編んで造った、透(ス)ける戸。[建]葦戸(ヨシド)の別称。
よしど(葦戸、葭戸)
[建]土蔵の網戸。
簾戸門【すどもん】
[Romaji]sudomon/sudomon
[建]外を透(ス)かし見るために、扉(トビラ)に割竹や細竹を粗く編んた竹簀(タケス)をはめ込んでいる門。「すど(簾戸、簀戸)」とも呼ぶ。すど(簾戸、簀戸)。
文字コード
「簾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7C3E |
---|---|
JISX0213 | 1-46-92 |
戸籍統一文字番号 2 | 297430 |
住基ネット統一文字 | J+B7DC |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7152 |
新大字典4 | 講談社 | 11878 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8682 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8418 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「簾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「簾」についての総括
- 簾の画数 :19画
- 簾の部首 : 竹
- 簾の読み方:レン・すだれ・す
- 簾の意味 :すだれ
以上で「簾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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