茨とは、いばら/うばら/とげのある小木・低木の総称/類義語:荊棘などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、艸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。
字体 | 茨 | |
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読み | 音読み | 《外》シ 《外》ジ |
訓読み | いばら 《外》くさぶき |
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部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 艸部6画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検2級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『茨』の字には少なくとも、茨・ 茨・ 茨・ 茨の4種の読み方が存在する。
意味
- いばら。うばら。とげのある小木・低木の総称。類義語:荊棘。「茨棘(けいきょく・しきょく)」
- 身に受ける苦難のたとえ。「茨の人生・茨の道」
- 植物のとげの意。
- くさぶき。かやぶきの屋根。屋根をふくこと。「茅茨(ボウシ)」
熟語
茨田【まんだ】
[Romaji]Manda
[古]河内国(現:大阪府)の旧郡名。まんだのつつみ(茨田の堤)。1896年(明治29年)4月1日讚良郡(ササラゴオリ)・交野郡(カタノゴオリ)と合併して北河内郡(キタカワチグン)を発足。茨城【いばらき】
[Romaji]Ibaraki
いばらきけん(茨城県)
いばらきまち(茨城町)
。
茨木【いばらき】
[Romaji]Ibaraki
いばらきし(茨木市)
[交]いばらきえき(茨木駅)
。
茨木市【いばらきし】
[Romaji]IbarakiShi
大阪府北部の市。1948年(昭和23年)茨木町・三島村・春日村・玉節村が合併して市制施行。1954年(昭和29年)安威(アイ)村・玉島村を編入。
茨布/斑甲【ばらふ】
黒色と黄色が斑(マタラ)になっているベッコウ(鼈甲)。べっこう(ベッコウ、鼈甲)。
。
文字コード
「茨」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8328 |
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JISX0213 | 1-16-81 |
戸籍統一文字番号 2 | 552630 |
住基ネット統一文字 | J+B965 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10163 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「茨」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「茨」についての総括
- 茨の画数 :9画
- 茨の部首 : 艸
- 茨の読み方:ジ・シ・くさぶき・いばら
- 茨の意味 :いばら/うばら/とげのある小木・低木の総称/類義語:荊棘
以上で「茨」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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