「萱」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

萱とは、かや／屋根を葺くのに用いるイネ科の草の総称／わすれぐさ／かんぞうなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、艸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『萱』の字には少なくとも、萱ケン・萱カン・萱わすれぐさ・萱かやの4種の読み方が存在する。

かや／屋根を葺くのに用いるイネ科の草の総称／わすれぐさ／かんぞう

[植]屋根を葺(フ)くのに用いられる、葉が細長く丈の高い草本の総称。
イネ目(Poales)植物で、イネ科(Poaceae)のススキ(薄)・アシ(葦)・チガヤ(茅)・カルカヤ(刈萱)や、カヤツリグサ科(Cyperaceae)のスゲ(菅)・メリケンガヤツリなど。
「カルカヤ(刈萱、刈茅)」とも呼ぶ。

[Romaji]kaya-mon

[建]茶庭の露地門(ロジモン)の一種。
屋根が茅葺(カヤブ)きのもの。
。

[植]かんぞう(カンゾウ、萱草)
。

[学名]Micromysminutus

[哺]ネズミ目(齧歯目<ゲッシモク>)(Rodentia)ネズミ上科(Muroidea)ネズミ科(Muridae)カヤネズミ属(Micromys)の哺乳類。
ユーラシア中央部の草原に広く生息し、日本では本州以南に生息し、日本に生息するネズミ類の中で最小。
。

[植]かんぞう(カンゾウ、萱草)
[色]萱草色の略。
かんぞういろ(萱草色)
。

「萱」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。