「蕗」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ふき/キク科の多年草/蕗草/かんぞうの別名/マメ科の多年草などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、艸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「蕗」
字体
読み 音読み
訓読み ふき
部首 艸部
画数 総画数 16画
部首内画数 艸部13画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

蕗_書き方
蕗の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ふきの2種の読み方が存在する。

意味

ふき/キク科の多年草/蕗草/かんぞうの別名/マメ科の多年草

熟語

伽羅蕗【きゃらぶき】

[食]フキ(蕗)を醤油(ショウユ)で伽羅色(キャライロ)(濃い茶色)になるまで煮詰めた食品。

ツヤブキ/艶蕗【つやぶき】

[植]ツワブキ(石蕗)の別称。
つわぶき(ツワブキ、石蕗)

タマブキ/玉蕗【たまぶき】

[学名]Cacaliafarfaraefoliavar.bulbifera

[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)コウモリソウ属(Cacalia)の多年草。
関東地方以北から北海道の山地の林内に自生。
「イワブキ(岩蕗)」とも呼ぶ。

フキ/蕗/苳/款冬【ふき】

[学名]Petasitesjaponicus、[英語]Japanesebutterbur

[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)フキ属(Petasites)の多年草。雌雄異株。
地下茎で、柄の長い丸い大きな葉を出す。

ラワンブキ/螺湾蕗【らわんぶき】

[植]北海道十勝支庁足寄郡(アショログン)足寄町(アショロチョウ)螺湾地区特産のフキ(蕗)。
日本一大きいフキで、草丈3メートル、茎の直径約10センチメートルになるものもある。
食用。

文字コード

「蕗」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「蕗」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8557
JISX0213 1-41-89
戸籍統一文字番号 2 362940
住基ネット統一文字 J+8557

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「蕗」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8585
新大字典4 講談社 14238
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 10948
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 9843

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「蕗」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「蕗」についての総括
  1. 蕗の画数 :16画
  2. 蕗の部首 : 艸
  3. 蕗の読み方:ロ・ふき
  4. 蕗の意味 :ふき/キク科の多年草/蕗草/かんぞうの別名/マメ科の多年草
以上で「蕗」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

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