「鍛」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

鍛とは、金属を打ち叩いてきたえるなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、金部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『鍛』の字には少なくとも、鍛タン・ 鍛えるきたえるの2種の読み方が存在する。

意味

1. 金属を打ち叩いてきたえる。「鍛金・鍛工・鍛造・鍛鉄・鍛冶(かじ)」
2. 心身をきたえてを強くする。「鍛練」

熟語

四字熟語

「鍛」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

鍛鉄【たんてつ】

[冶]鉄を鍛(キタ)えること。
[冶]鍛えた鉄。
[冶]錬鉄の別称。

鍛冶【かじ】

[冶]金属を加熱して打ち鍛(キタ)え、いろいろの器具を作ること。鍛金(タンキン)すること。
英語：スミサリー(smithery)。

鍛冶橋【かじばし】

[歴]江戸城の外濠の外郭門とその橋。1609年(慶長14年)完成。なかまちぶぎょうしょ(中町奉行所)。

釘鍛冶【くぎかじ】

[冶][建]釘などの小物を作る鍛冶屋(カジヤ)・鍛冶職人。のかじ(野鍛冶)。
刀鍛冶に対する言葉で、刀鍛冶より下級とされていた。

村の鍛冶屋【むらのかじや】

[楽]作詞者・作曲者不詳の文部省唱歌。
。

文字コード

「鍛」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「鍛」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。